8月に船釣りはきつくないか…夜釣りが良いんじゃないか…【関東】

夏の海気になること
夏は日が出る前か落ちた後が涼しいよね・・・

最近猛暑というより酷暑なのに真っ昼間から海釣りに行く猛者の多さよ

僕も真夏に頑張る釣りフリークの中の1人だった。

だけどここ数年の暑さは結構身体に堪える。特に朝マヅメが終わったあたりから釣り場に到着し昼間の1番暑い時に照りつける太陽の下で頑張るとか、釣れないし暑いしでもう耐えられないと思う。

だが近場の堤防の様子を見てみればどれだけ暑かろうが釣りはするのであるー、という気概を持った人達のなんと多いことか。

すげーな…と思いながら眺めるのみだ。

ちなみに今年既に23区内で熱中症による死亡者100名を超えたこの暑さ、油断はできない。

それなりの熱中症対策をとって釣りに臨んでいると思うけれど、がっつり体力がある人でも氷を巻いたタオルや冷えた飲料水が無いと倒れちゃうのでは…と、ちょっと心配な今日この頃だ。

真夏の船は熱中症との相性MAX

ここからが本題。

堤防釣りに限らず、船も、真夏はヤバい。

真夏のイサキ最高~とか書いてるサイトもあるが確かに旬ではあるものの釣りが最高かって言うとそうでもない。

一昨年、真夏の剣先沖イサキに臨んだのだがあまりの暑さにもうフラフラになって倒れる寸前まで追い詰められた記憶が強く残っている。

外にいると上から太陽、下から照り返しに焼かれるので船室に避難できるかというとそれも不可。船室は船室でむわっとサウナみたいになっていて、とてもじゃないけど中に入ったら瞬殺されそうだった。

友人は500mlの水1本しか持ってきていなかったので万事休す状態で、その時は船長からペットボトルのお茶を貰えてなんとかやり過ごしていた。

その時の教訓から、真夏の昼間に釣りをする時は必ず2リットルの水を用意、場合によってはそれを2本用意するようになった。

昼間に行くなら準備と覚悟を

真夏の昼間に船釣りするならそれなりの覚悟と準備が必要だ。

服装は意外と半袖よりも速乾性の長袖の方が良かったりするかもしれないし、帽子だって必須だ。

ペットボトルは凍らせて何本か持っていった方が良いかもしれない。飲料用であれば少し塩を入れた水にしておいたり、スポドリにしておいたりといった工夫もしておいた方が良い。

そして天気が晴れなら…太平洋側の海は真夏は晴れることが多いが、釣りしながら常に熱中症との戦いになる。釣り上げた魚の鮮度落ちだって相応に早くなるので普段の釣りとは勝手が違うことを念頭に置いた方が良い。

ということで、真夏の船釣りをおすすめしている情報が多いが、自然とのやりとりになるので真冬と同等に下調べと準備&覚悟がめちゃめちゃ大事。

覚悟と準備が嫌なあなたへ取っておきの選択肢

きっとこう思うはずだ。

(そんなに大変な思いをしてまで船釣りをするのはちょっと…)

こんな感じのことを思った方、あなたに釣りする資格は無いので即刻釣り道具を売った方が良い良い情報がありますぜ!!

実は関東には夜釣りをしている船宿があるのだ。

どうしても船釣りをしたい!でも暑いのはキツイ!という僕みたいな中途半端な真夏の船釣りフリークのために夜釣りの船は存在すると思っている。

8月の船釣りはぜひとも夜釣りを推したい。

夜釣りで船だとメバルやカサゴがメジャーかも

夜釣りだと何が良いの?とか改めて懇切丁寧な説明は必要ないと思う。

涼しい。

これだけで真夏の懸念はほぼ解消。夜釣りの最大の魅力だ。

クロムツの半夜釣りでも日が暮れるとしっかり気温が下がり、少しひんやりとした海風が気持ち良かったなぁ。

関東…特に東京湾周辺なら夜メバルの船をよく目にする。堤防からでもアナゴやアジが狙えるが、船だとメバル&カサゴで出船している船宿が多い印象だ。

例えばこちらの船宿、カワハギで有名な久比里の山下丸は7、8月の土曜日限定で夜メバルをやっている。

出船が18時、帰港時刻が21時半なので丁度涼しくなってくるあたりから釣りが始まり、日が変わる前には帰宅出来るという超リーズナブルなプラン。料金も半日船くらいになるのでお財布にも優しい。

夜メバル&カサゴは釣りテクニックも敷居が低いよ

カサゴより歩留まりが良いので
万能なメバル

夜メバルって難しいんじゃないの…?という不安も解消すべく釣り方もちょこっと紹介しておく。

エサは青イソメでハリに頭から刺す。仕掛けは船宿で購入で良いと思う。東京湾メバル用の仕掛けも釣具屋で手に入るのでそれでも可。胴突きだ。

底を狙うので釣り方によっては根掛かりが頻発する。よって仕掛けとオモリは予備もあるとなお良し。

基本は底におもりをつけてそこからつかず離れずの位置を保つだけ。底におもりを置いたまま放置しているとすぐに根掛かりすることもあるので、底はちゃんと切りつつ、タナをしっかり守るべくちょいちょい底におもりを落として確認していけば良い。

時折ゆ~~っくりと竿を上にあげて誘いを入れるのも有効。ちなみに経験上、東京湾のカサゴはこの動作で竿を上げている間に掛かることがほとんど。

掛かってからの合わせはしない。そのまま向こう合わせでしっかりハリ掛かりするので、軽く竿をあげてしっかり掛かったかなと確認出来たら後はフラットな気持ちで巻いて取り込めばOK。

…と、釣り方はこんな感じ。船宿のプランにはよく「夜メバル」と書いてあるけど実際はカサゴが半分以上ということもあるのでメバル&カサゴ狙いの釣りだと思っておこう。

船宿の船長にも聞けばちゃんとレクチャーしてくれる、はず、なので(特に山下丸は丁寧に紳士的に教えてくれる船長がいたので)安心して臨んで良いと思う。

真夏の夜は夜釣りでさくっと釣り欲を満たそう

ここ数年は猛暑を超えて酷暑と言われる日もあるくらいなので、無理せず夜に釣りを楽しむというのも良いんじゃないかな、と思う。

暑いのが苦手な人やメバル好きな人はぜひ。

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