もうちょっと日本各地のお魚事情に詳しくなろうと思いまして
ここ数年、船釣りで東京湾・相模湾のいろいろな魚を釣ったり鮮魚セットで全国各地の魚を食べるようになって僕の中で魚への関心が急速に高まってきた。
このブログも①釣りの技術習得&レベルアップとともに、②どんな魚をどのように食べると美味しいのかという2つのポイントに焦点をあてて、お魚ライフという観点でのQOL向上を目指して作成している。
・・・そんな感じで毎日色々な魚を食べている中で、どの時期ならどの地方のどんな魚が美味しいのか、とか、どの鮮魚セットであればどんな魚が入りやすいのかというところの知識を深めればもっと旬の美味しさを味わうことができるんじゃね?
そんなことを考えるに至り、都道府県が各々自慢の魚介を推すプライドフィッシュとか各地の特産物を勉強することにした。
ただ、普通にメディアを閲覧して勉強するだけだと日頃の忙しさにかまけてだらだらになりそう。それになんか面白くない。
集中して効率よく勉強したほうが良いよねー、ということで魚関連の資格を取得することを目標とすることにしてみた。分かりやすい目標があった方が集中できるからね。
で、丁度良く見つけたのが「日本さかな検定」という検定試験。
魚を学び、旬をおいしく食す「さかなの国、ニッポンの検定」です。
引用元:日本さかな検定
魚への知識や関心を深めることを目的とした検定ということなので、まさに僕の目的と100%合致!!
魚好きが受験する検定というだけあって「受験者のおよそ7割は魚を捌ける」「問題を解いていると魚が食べたくなる」など結構マニアックな試験だ。
3級から1級まであり、1級を受験するにはまず2級を合格していることが条件になる。2級は条件なしで受験できるので今回は2級合格を目標に久しぶりの試験勉強をして受験に臨んだ。
どんな感じだったか、今回の記事で簡単にメモとして残しておく。
準備期間はおよそ1ヶ月。1日あたり約1〜2時間の勉強。
今回読んだ参考書は3冊
日本さかな検定を受けるにあたり、参考書として公式からガイドブック2冊と副読本が毎年1冊、販売されている。
2級を受験するなら今年分の副読本含めた3冊が出題範囲になるようなので、公式HPでポチって早速毎日少しずつ読み進めていった。
ちなみに3級〜1級まで対応しているガイドブックその①は全国の魚関連イベントや特産となる魚介、季節ごとの旬の魚、美味しく食べるための調理方法が載っている。
2級〜1級まで対応しているガイドブック②は各魚介ごとの特徴や地方名といった情報をある程度詳しく書いていて、2020年版の副読本は西日本の魚郷土料理、歴史やプライドフィッシュの紹介、3級〜1級までの模擬問題が載っていた。
どれも読み物として結構ボリュームがあり、これをすべて細かく暗記するのは難しいなー、と思いながら約1ヶ月、毎日チクチク読んでいく。
ガイドブックは写真付きで見てて直感的に面白いと感じる情報が多いので覚えやすいんだけど、副読本は各地方を地図で確認しながら読んだりしないとどうも頭に記憶されずなかなか覚えるのに苦戦する。
できるところまで読んでみて、記憶に残ってない箇所は最後に詰め込んでみた
仕事したり他の色々を同時並行でやったりしているとどうしても時間があまり作れないけど、最後の3日ほどは丸一日空きを作れたので、暗記が難しかった西日本の郷土料理やプライドフィッシュを集中的に暗記してみた。
準備期間を3ヶ月とかにして、もっと時間を割けるならプライドフィッシュはHPを見て漁法やプライドフィッシュたる理由(その都道府県が自慢できるポイント)を抑えたほうがきっと良いんだろうなー。
西日本だけじゃなくて東日本の郷土料理も知りたいなー。
そんな感じの、もうちょいしっかり勉強したかったところは結構あったけどとりあえず今回は2級レベルに達しているのか確かめてみるか、という思いで試験に臨むことに。
いざ試験当日!
受験会場近くに受験者が集まってくる
スキマ時間を見つけてちらちら勉強しながらあっという間に1ヶ月が経過し、試験当日。
東京会場での受験で今回は浜松町へ。
開場30分前に到着してしまったので近くの公園のようなスペースで待つことに。少し座れる腰掛けのようなところに5人ほど、僕と同じようにガイドブックや副読本を開いて直前まで勉強をしている。
開場時間10分前あたりからビルで受付が始まり、アルコール消毒&体温の計測を行ってからいざ試験会場の部屋へ!!
試験部屋はいくつかのフロアに分かれていて、当日の会場だけでも何階かで実施していた。3級&1級と2級の時間が分かれていたので、この検定を受ける人自体は結構な数いるみたい。
試験開始の10分前になると解答用紙の配布が始まるのでそれまでは最後の知識詰込み時間。ちなみにあまり勉強できていないとき、暗記系はこの時間が集中力MAXになるので結構大事な時間。
問題を解いてると結構不安になるポイントが多かった・・・
試験が開始されて問題用紙を開いてみると前半戦は各都道府県で獲れる魚介類の特徴や郷土料理、歴史といった内容が多くて大苦戦。。副読本で読んだ範囲は西日本の郷土料理系の情報だったので東日本の問題が中々難易度高くて困る・・(というか何を言っているのか全く分からない問題もでてきた)
後半戦になるとある魚介類の漁獲量推移のグラフからそれが何を示しているのか選択する問題や、図/写真といった情報から選択するビジュアル系の問題が多くなってきた。
このあたりになると自信をもって解答できる率が高くなり少し安心したものの、それでも消去法で解答していかないといけないような問題も出てきた。
うーん、2級の問題って決して簡単な内容ではないなー。1日3時間ほど完全に集中して勉強することができるなら難しい問題はほとんどないと思うけど、今回の僕の様な付け焼刃的な勉強しかできていないと失敗しそうだ。
ちゃんと準備はしておいた方が良かったか、と反省しながら100問に解答していく。
試験時間終了30分前くらいになると途中退室ができるようになるんだけど、意外と悩む問題も多かったので終了10分前くらいまで時間を使い、久しぶりに普段使わない脳みそを使ってヘトヘトになって試験を完了。
仕事で使う脳みそと試験で使う脳みそって別のところ使ってんだな。
後日自分で答え合わせができる
久しぶりに変な脳みそ使って受験した数日後、公式HPを見るとなんと各級の答えが公開されてた!
問題用紙の選んだ解答に丸を付けてたので早速自主採点。今回は・・・・88点!!
ということでマークシートの塗りつぶし箇所を間違えていなければ無事に合格しているはず。
とりあえず合格できている体で来年の1級に備えて今から少しずつ勉強していくことにしよ。そして今回の反省も踏まえて、2級〜3級向けの勉強方法は別記事でまとめておこうと思う。
いやー、疲れた!!!
2級合格してました
12月あたりに通知が届き、無事合格!!9位でした。
受験人数がもっと多いものだと思ってたけど以外と少なかったみたい。来年の1級に備えますか!
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