コロナによる外出自粛要請と今後の釣り計画への影響が気になる
もう気になってしょうがない。
東京都と神奈川県は外出自粛要請出たし、千葉など他の県も東京都への外出自粛要請出してるし、そんな中釣りに行っても大丈夫なのか・・・・それともやっぱり行かない方が良いのか…。
4月になったら早速アジ釣りに行くか!と思って張り切って船宿探しに没頭していたところだったのでちょっとどうしたもんかなぁと。
気持ちとしては超行きたいんだけど色々な意味で行っても大丈夫なのか?やっぱり自粛なのか?
とか、そもそも船宿は営業してる?とか、色んなもやもやが溢れてくる。
答えはまあ、「いかない方が良いのでは」になると思うけど、とりあえず今分かっている情報を集めてちゃんと整理しておきたい。
行政から出ている「不要不急の外出を避ける」外出自粛要請とは?
自身の釣りに直結するのは東京都知事、および神奈川県知事からでている「不要不急の外出を避けてほしい」という要請。
基本的に東京都知事の「Stay at home」という文言に沿って自身で考えて動くことになるのだが、「不要不急」の定義がはっきりしない。
各々で判断せよということだと思うが、(僕だけかもしれないけど)釣り人として迷ってしまうのはこの「不要不急」が明確に定義されているわけではないことが原因だ。
ただ、記者からの質問で具体例はあげてくれているし、都知事が「要するにこういうものは不要不急なのだ」と言っている。
この「不要不急の外出」について東京都の担当者はスーパーや薬局などに食品や日用品、医薬品を買いに行くことや、病院への通院、仕事のため公共交通機関を使うこと、ランニングなど個人的な運動で公園を利用することなどを制限するものではないとしています。
引用元: NHK 首都圏 NEWS WEB 3月26日
ふむ。これを見ると、まず食品・日用品の購入、医薬品の購入、通院や仕事に行くことはOK。また個人的な運動もOK。
東京都の小池百合子知事は、27日の定例会見で「不要不急」の意味を問われ、「要は、その日でないと駄目なことがあるかどうか」と説明した。たとえば、持病のある人が病院に通うことや食料品や医薬品など生活必需品を買うためにスーパーやコンビニに行くことは「必要がある」として、自粛要請の対象にはならないとの見解を示した。一方、不要不急の例としては花見を挙げた。
引用元:朝日新聞3月27日
さらにこちらも見てみると、「その日でないと駄目なこと以外」は「不要不急」といっている。
つまり、釣りが「その日でないと駄目なのかどうか」。これが「不要不急」として自粛すべきかどうかの判断基準になる。
船宿の反応は?
船宿も船を出したい気持ちは釣り人と一緒
船宿は出船を中止したりするのかな?と、どのように構えているかも確認してみたかったが、そもそも28日、29日は低気圧の発達で雪が積もったりと海は全く良くない状況。
もともと土日出船の予定がない船宿は判断結果も確認できないので、どのような判断をしたのかは分からない。来週出船するかどうかで見ていく必要がありそうだ。
とはいえ、船宿はお客さんが来なければ商売にならないのだから出船しないという判断を一時的に実施したとしても、短期間だけだと思っている。無利子の融資を受けられるよう行政が整備を進めているらしいが、それは借金と何ら変わらないので結局仕事をしなければならないのが実情なのでは…。
また、1件、とある船宿でコロナウィルスに対するこんな感じのことが釣果日誌に書かれていた。
「何でもかんでも自粛ばかりしていると今度はストレスで押しつぶされてしまいますよ」
本当にその通りだ。
個人的な運動は制限しなくとも良いということなのだから、一人で大名釣りみたいなことであれば許して欲しい気持ちだ。
3/28,29横浜から金沢八景の船宿には自粛要請が出ていた
釣り人にとっては、少年にとっての週刊ジャンプのような位置づけにあたる「釣り情報」のウェブサイトには、横浜市漁業協同組合に船宿の出船自粛要請があったようだ。
本牧海釣り施設にも自粛要請があったようで、この先緊急事態宣言が出されるといったことがあれば船宿だけでなく公営の釣り場全体的に営業自体が止まる可能性もある。
独自にコロナウィルス対策を始める船宿も出てきている
こんな状況の中、コロナウィルスへの対策を始めている船宿も出てきているようだ。
例えば茅ヶ崎から出船している一俊丸では、特定の釣り物の定員数を20名から12名に減らしたり、人気のある釣り物は2隻体制で出船するといった対応を始めている。
また、金沢八景から出船しているこうゆう丸では2m間隔をあけられる定員数に制限したり、出船前の検温を実施し、37.5℃以上であれば乗船を遠慮してもらうといった対応を実施したうえでマスクの着用も促している。
横浜から東京湾の船を出している広島屋でも、4/1から期限を設けず対応が始まった。
乗船人員を上限10名に減らし、マスク着用や乗船前のうがい手洗いを励行し、「少しでも体調に不安がある場合は乗船を控えてほしい」と赤字でコメントしている。
4月後半からGWまでは自粛する船宿も
4/23には神奈川県からGW営業に関しての注意などが船宿にも伝わっているようで、横須賀から久里浜までの船宿4/29~5/6まですべて自粛することになっているみたいだ。
金目鯛やイサキでお世話になっていた伊東のよしひさ丸も4/26~5/6までは営業自粛。
この営業自粛期間がさらに長引くのかどうか・・緊急事態宣言が期限延長されるかどうか、というところだろうか。
家族の反応は?
僕の場合は穏やかにいさめられた感じだった。
行政からの外出自粛要請を受けて来週行こうと思っていた釣りを相談してみたところ、「やめた方が良いんじゃないかなぁ」という反応。
友人の場合は奥さんに「おとなしく家にいろ」と言われたそうだ。(笑)
正しい反応だと思う。
公共交通機関使う人もいるし、最近は仕事以外で出歩いたら悪者みたいな雰囲気もあるしね・・・
なにより他の人に感染させたり、子供や親にうつったらどうする?ということも考えるとあまり積極的に「かかった時に考えればいいっしょ!」みたいな妙な反論は出来そうにない。
同居している人がいるならやっぱり釣りには行きづらいのが現状だ。
釣りに行った結果、何にどんな影響が出るのかを考えることが必要
釣りに行っても良い基準は「不要不急」以外にもあるのではないか
ここまでつらつらと書いてみたところで、釣りに行っても良いかどうかの判断は「その日でないと駄目なのか」以外にも基準があるんだろうな、と気づいた。
この土日のメディア報道を見て、若者に特に自粛をお願いしたいというメッセージがよく発信されているのを目にしたことがきっかけ。
リスクの高い持病を持っている方や高齢な方は自分事としてはっきり自覚しているので、まず外出は極力しない。なぜなら自分がうつされるリスクを小さくするためだ。
一方で感染しても重篤化するリスクが小さい若者は「自分が被害を被る」イメージが湧かない。つまり、どこか対岸の火事のように思ってしまうかもしれないということだ。
しかし、「若者に特に自粛を」というのは若者が重篤化するからではなく、そこから家族など身近な人へ感染していき、ハイリスクな人に届いてしまう可能性を少しでも小さくすることが目的だと思っている。
「不要不急かどうか」と、「感染するorさせる可能性があるか」
そうなると、釣りに行った場合少し不安なことが出てくる。それは、船釣りのお客さんはある程度高齢な方が多いということだ。
仮に僕が今コロナウィルスに罹患していたとすると、船宿の休憩室や、釣り座の隣に座った状態で近くの人にうつしてしまう可能性がある。そして高齢であるほど罹患した後の重篤化リスクは高くなる。そう考えると慎重に考えるべきだ。
自分がうつったらどうなるか、ではなく、自分が他人に病気をうつしてしまったらどうなるか、を考えなければならない。
行政から周知されている「その日でないと駄目か」という問いに対しては、釣りは基本的には「その日じゃなくても大丈夫です」という回答になるはず。
そして感染する、感染させるリスクはどうかとういうと3Mの基準には該当しなさそうなものの休憩室に入らないなど行動には気を付けるポイントが存在する。
そう考えると、感染爆発の瀬戸際と言われている今、コロナウィルスが蔓延しているかもしれないこのタイミングでわざわざ高齢の方に感染させるリスクを負わせてまで、今釣りに行きたいですか?と聞かれていることになり、僕としては「いえ、自粛しておきます・・・」とならざるを得ない。
ということで、僕の中での現時点での考えとしては「船釣りは自粛しておきます…(※)」に結構傾いている。
非常に残念だけれど、ちょっとでも不安があるなら大人しくしているのが吉というのが今の状況なのかなー。
いやでもいきたいなー・・・
ホント、超行きたい・・・
ちゃんとマスクとか手洗いとかしてれば大丈夫だったりしない?とかやっぱり諦めたくない気持ちもムクムク湧いてきて結局もやもやは解消できず。。
早くコロナが収束して欲しい。マジで。収束したら月2回のペースで釣りに行ってやる…!!
そんなことを思いながらアジ釣りができる船宿を調べたりしている今日この頃だ。
※・・・堤防で一人孤独に釣りをする、といったことであれば「個人的な運動」をしているだけなので特に問題ないんじゃないかな、と考えている。
緊急事態宣言を受けて
4/7に政府から緊急事態宣言が発令された。これが釣りに対してどのような影響を与えるのか、今現在の情報をもとにつらつらとまた考えてみているところ。
4/30 緊急事態宣言から3週間ほど経過してみて
4/16あたりには都知事から「もう1週間ではなくまだ1週間なのだ」という言葉が出たが、3週間ほど経過した今でも相変わらず釣りに行ける感じは全くしない。
この記事を書いた当初に考えた「他人に感染させるリスク」は世間全体が考えていることで、知事から休業要請が出た業種に限らず、少なくとも都市圏では社会全体ができる限り外出しない方向に動いている。
釣りに行けるのはまだ先になりそうだな、、と半ばあきらめモードだけど、船宿の方も休業しても的確な救済措置が受けられるわけでもないから営業せざるを得ないところが大半なんじゃないかな。
船宿の釣果報告を読んでも「お客さんさっぱり」みたいな記述が結構多めなので、複数人ではなく1人で行って大名釣りを楽しむ、、といった程度なら許されて欲しい。
それにテレワークが始まって歩行がそれまでから30%減り、運動不足による悪影響が出る可能性がある、という報道も出てきた。
自宅で仕事してると外出なんて本当にしなくなってしまい運動の機会が減ってしまうということもあるので、なんとかバランスを取りながら、コロナと闘いつつ釣りを大事にしたい。(つまり釣りに行きたい。)
しかし船宿自体も自粛体制に入っているし、5月もまだ釣りは難しいかもなー。
少しでも釣りしてるぜ感を味わうためにどうするか
5月も緊急事態宣言や自粛は継続される。つまり釣りに行くことは相変わらずままならない。
そんな中、少しでもリフレッシュするにはどうしたら良いか、2つほど提案してみたい。
その①「良い鮮度の魚を捌くこと」
仕掛けを作ったり次の釣りの作戦を練ることで釣りに対する準備はできるが、釣りに行った後の満足感は得られない。
釣りしたぜ!感を味わうのに一番良いのは魚を手に入れることだ。それもスーパーでは売っていないような鮮度抜群のもの。
つまり鮮魚BOXだ。
神経締めによる最高鮮度を誇る九石大敷、日本海富山湾から質の高い魚が送られてくる角安商店、やっぱり地元の相模湾の魚が食べたいなら魚卓、といった具合に魅力的なお店は多い。
このブログでもいくつかのお店を紹介しているので、チェックしつつ気になるところで頼んでみるのも良いかもしれない。
その②釣りブログを読んだり釣り番組で行った「感」を感じる
よくあるゲーム実況が楽しいという現象に近いかもしれない。
今度行こうと思っている釣りの記録を読んでみたりして少しでも釣りに行ってる感を楽しむというリフレッシュ方法。
また、釣り百景みたいな番組やyoutubeみて少しテンション上げていくのも良いかも。次の釣りがより楽しみになるし、次に向けた心の準備をしてみるという試みだ。
人によっては禁断症状が出るかもしれないが、試しにこのブログの釣果日誌を読んでみるのも一手だと思う(笑)
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