船釣りの動画をGoProで取るための必須5アイテムを解説【準備編】

GoProHERO6中古気になること
中古のHERO6

船釣り動画を始めてみたい方へ

船釣り+GoProの情報がほぼゼロ

最近GoProを使った釣りの動画がすごく多い。なんだか楽しそうだから自分も撮ってみたいな…と思ったことはないだろうか。

皆楽しそうに釣りしてるし、自然の風景の中で魚がヒットする瞬間やランディングのシーンはすごくワクワクする。

最近僕も釣り友からしきりに「これからは動画だよ動画!」と言われ、中々面白そうだしやってみたいなーと思い、とりあえず何が必要なのか調べてた!

…のだけれど、そもそも情報が無い…。。

なんでー??‪( ;ᯅ; )‬

堤防や磯、淡水で釣り動画を撮るためのアイテムノウハウは紹介されているが船釣りは見つからない…なんで…?撮影ノウハウはYouTuberにとってコンフィデンシャルだったりするの…?

…ということで、バス釣りでも陸っぱりでもなく船釣りのシーンで動画を撮る時に必要なアイテムや撮り方、注意点などなどについて、自力で調べ、実際に使い、考察と検証を行った。

まず今回は、船釣りをGoProで撮るために絶対に必要なアイテム厳選5点を紹介したい。

この記事はこんな方向け

  • 船釣りの動画をGoProで撮るために何が必要か知りたい!!

必要なアイテム一覧

とりあえずこの5つが揃えば動画を撮ること自体は可能になる。注意点もあるのでそれぞれ詳しく解説していこうと思う。

  1. GoProHERO5/6/7のBlack本体
  2. レンズの保護フィルム
  3. microSDカード
  4. バッテリー×4
  5. GoProを体に取り付けるためのマウント

必須アイテム① GoPro HEROのBlack

バッテリー交換対応の機種ならBlack

GoProはバッテリー消費が早く、バッテリー1個をフル充電しても80分~100分ほどで空になる。

なので予備のバッテリーが必要になるのだが、ここで注意。

そもそもバッテリーを交換できるのはBlack

GoPro HERO7はBlackの他にSilver、White。HERO5はSessionといったエディションがあるが、SilverやWhite、Sessionはバッテリー内蔵型なので取り外しができない。連続して使用するならモバイルバッテリーを本体に接続して使う必要がある。

で、モバイルバッテリーについても注意だ。というか船上で接続して使うことは考えない方が賢明な理由が一つ。

GoProの防水機能が失われる

塩分のある潮やしぶきが体にかかる船釣りでモバイルバッテリーを接続していると接触部分が錆びるリスクが増すし、なにより防水機能が失われる。

常に揺れている船上で防水機能が下がることは避けたいのでGoProHeroのBlackを選択するのがオススメ。

最新機種以外も考慮に入れてみよう

GoProの最新機種(2019/9現在)はGoPro HERO 7だ。まだ¥40,000以上と高額だが、初めて使うのであれば最新機種にこだわる必要もそこまで無いかも。

船釣りの動画を取るのであればそこまでアグレッシブに動くわけでもなく、高度な機能を必要とするわけでもない。長時間の撮影になるので最初から4Kで撮影しているとあっという間にバッテリーが無くなってしまう。なので、むしろ省エネの撮影方法にたどりつくはず。

一つ型落ちのBlack HERO 6でも船上で撮影するには十分すぎるほどのスペックを備えていたので、僕はこの機種を中古で買って使用している。

HERO 6も2018年に発売された機種なのでそこまで古いものでもなく、中古で美品なら¥25,000~ ¥30,000前後で入手可能だ。

GoProは長期保証なし

GoProはそもそも2年を超える保証をしていない。修理用部品の保有期間自体も発売開始から2年で終了する。

新品を購入した場合1年は丸ごと交換を保証しているが、そもそも長期保証の無いカメラだということは念頭に置いておこう。

GoPro HERO 7 Blackはブレの補正機能が最強

ちなみにGoPro HERO7のBlackはブレを補正する機能が史上最強レベルと謳われている(ただしバッテリー消費も激しい)

そのため、船上で激しく動くアクションを取る場合や、海が時化ていてる場合はブレ補正機能を使用すると安定した見やすい動画を記録することが可能だ。

常に激しく動きながらの釣りはあまり無いような気もするが、ルアーフィッシングなど手元のアクションを鮮明に記録するような場合はHERO7 Blackも良いかも

必須アイテム② レンズの保護フィルム

画面バキバキからレンズを守ろう

スマホも画面バキバキで使っている人をよく見かけるが、あれをカメラでやったら致命的。

高額な買い物ではないのでGoPro購入とセットで揃えよう。

しかもアウトドアでの使用なので、保護フィルムをしてレンズを保護することが絶対必要

保護フィルム
2回分セットで入ってるのでお得感あり

必須アイテム③ microSDカード

容量は124GBが使いやすい

容量は大きい方が良い

GoProは記録媒体としてmicroSDを採用している。容量は色々あるし、解像度、fpsの設定でどれだけ記録できるかも変わるもの。

ただ船釣りでは常に足場が揺れていること、潮を被りやすいことから、メディアの交換は極力減らすべきだ。容量をできるだけ大きいものを用意した方がリスクは小さい。

124GBが1、2枚あれば全行程の記録ができる

また、船釣りで一日船に乗った場合、釣りを開始してから終了するまでの時間はおおよそ7時間ほどになる。

1080のFHD30fpsの場合、124GBで約7時間40分ほど記録が可能になる。60fpsなら7時間20分だ。

なので、4K撮影でもしない限り124GBを1枚持っていれば、撮りたいシーンをうまく選べば十分。

動作保証されているものを選ぶこと

microSDは色々なメーカーから発売されているが、ここで注意。

GoProが動作保証しているものを選ぶこと

レビューを見れば見るほど途中で記録が消えるとかカメラの機能がうまく動かないとか怖い感想の多さに驚くと思う。

動画が撮れていないと何にもならないので、動作保証対象のものを選ぼう。公式サイトで一覧で紹介されているので確認して欲しい。

動作保証+124GBのmicroSD

2019.9現在で動作保証されている124GBのmicroSDはSanDisk製とSamsung製だ。

  • SanDisk・・・ExtremeとExtreme PRO
  • Samsung・・・EVO Plus

HERO7ではSanDiskのExtremeだと4Kなどの記録が上手くいかなったというレビューもあるので注意。僕は念のためPROを1枚使っている。

必須アイテム③ 予備バッテリー

多めに用意したいが純正は値段が高い

上でも触れたがGoProはとにかくバッテリー消費が激しい。そしてバッテリーも純正のものとそうでないものがある。GoProは熱暴走しやすいので、温度が上がりやすいことが多いサードパーティの互換バッテリーよりは純正のバッテリーの方が安心だ。

純正バッテリーであれば公式がどれくらいの持ちか公開しているので参考にしよう。

ただ、純正には1つ、お財布に全然優しくないという大きな弱点がある。

価格は互換バッテリーの方が純正の1/3ほどに押さえられており、これもまた非常に魅力的…どちらを選ぶかは自由だが、サードパーティの互換バッテリーではカメラの機能がうまく動作しなかったというレビューもある。

サードパーティの互換バッテリーを使う場合は、購入した後現地で使う前に必ず事前にお試しで使ってみることが必要だ。

実際に使ってみた互換バッテリー

参考情報として僕が使っているサードパーティのバッテリーを紹介しておく。

2回ほど完全放電と充電を繰り返さないと正しい性能が出ないとの注意書きがあったのでそれに従いがてらどれくらい電池持ちするのかも検証してみたが、おおよそ1080FHDの60fpsでは80分ほどの持ち時間で30fsでは120分ほど。

ただし純正に比べて高温になりやすいので酷暑の続く真夏での使用は控えた方が良さそうだ。秋口から冬、春先であればカイロ代わりに重宝しそうなこと間違いなし(笑)

8回ほど使用しているがGoProが熱暴走で停止したり、録画途中でバッテリー切れにより電源が落ちて動画が正常に撮れていなかったりということは1度も起きていない。

互換バッテリー
接続はTypeCの互換バッテリー

HERO7の互換バッテリーならこちら

上で紹介しているバッテリーはHERO6までに対応しているものなので、HERO7にも使える互換バッテリーであればこちらが優秀。

必須アイテム④ GoProを体に取り付けるマウント

まずは首から掛けるネックレスタイプがオススメ

最後に、GoProを体に固定できるマウントアクセサリーが必要になる。

帽子に取り付けるタイプ、首にかけるタイプ、体に固定するチェストマウントのタイプと色々あるが船釣りであればまずは首から掛けるタイプで試してみるのがオススメ。

船では仕掛けの投入から誘い、魚の取り込みまで目線がころころと変わりやすく、チェストマウントのように目線が固定されると何をしているのか分かりにくくなる。それを究極に解決するのが頭に取り付けられるタイプだが、これを取り付けると今度は長時間つけてると頭が痛くなる…

  • 頭に取り付けるタイプ・・・頭を締め付けるので長時間使用に向かない
  • チェストマウント・・・手元はしっかり取れるが目線を簡単に変えられない

ということで両方の丁度良い所取りをしているのがネックレスタイプだ。首から掛けているだけなのでチェストマウントのようにがっちり目線を固定されているわけではなく、上半身を少し動かすだけである程度目線と同じ動きを撮ることも可能だ。

ネックレスタイプのマウントは色々なメーカーから出ているが、変な使い方をしなければ大体どこも同じように使用できるようだ。

ちなみに僕が使っているKogeegoo製のものはカメラとマウントとの接続部がしっかりネジで締められるので視点がぐらつくようなことも無いので、使用感として特に問題ないと思う。

ネックレスマウント
GoProのフレームをしっかり止められてぐらつきもない。

まとめ

船釣りで動画を撮るには結構色々な準備が必要になる。

海への落下防止にストラップをマウントに取り付けておいたり、バッテリーを保管するためのケース(ジップロックでいけるけど)を用意したり・・・

今回紹介した船釣りでGoProを使うために必要なアイテムは最低限の準備として考えておこう。

まずはこれらを用意して+αを考えていけば、取りたい動画に近づけるはず!

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