魚をさばく時ってどうしても生ゴミが多くなりキッチン汚れたり・・・
釣りから帰ってくるといつもそうなんだけど、毎回エラとってワタとってついでにウロコもとって、、とやっていると結構な量のゴミが出たり予想以上にキッチンペーパーの消費が激しかったりキッチン周りが魚臭くなったりしてしまう。
正直釣りから帰ってきた時の最初の処理はしょうがないのかなと思ってるんだけど、キッチンペーパーとラップで冷蔵保存していた魚をいざ捌くぞというときも意外とゴミが多くなったりまな板を何回も洗ったりと面倒な処理が多い。
特に津本式の脱血処理をするような場合、ウロコを引かずに保存したりするのでいざ1匹さばいて食べるか!と言うときに結構手間がかかる・・・
そんな時に、これなら結構省エネ&ゴミもかなりまとめられるしキッチンも汚れないよ!という方法を発見したのでこちらの記事でまとめておこうと思う。
魚を処理する時に困る3つの具体例
まずは保存しておいたアジを冷蔵庫から出して処理する時、具体的に何に困るのか僕の経験しているケースを振り返ってみると、我が家では3ケースが出てきた。
ケース1:ウロコが飛び散る&排水ネットがすぐ詰まる
まずはウロコ問題。
津本式の脱血処理を行った後ウロコはそのままにして保存しているのだけどそうすると食べる時にまずウロコ取りが必要になる。
だけどウロコを取ろうとすると、ウロコが飛び散ってまわりが汚れたり。。
洗ったはずのボウルの中に小さいアジのウロコを見つけたときなんてもうね。絶望ですよ・・・(-_-;)
その上魚を水洗いしたらウロコやぬめりで排水ネットがすぐに詰まって何回も取り換える羽目になったりする。。
ケース2:頭などのアラはどこに捨てれば良い?
アジをお刺身用にまるっと1匹3枚おろしにするとウロコの他にも廃棄する箇所がちょいちょい出てくる。
まずはゼイゴを落として、頭を落として、水洗いして、3枚におろして、腹骨をすいて、血合い骨を抜いて、皮を引いて・・・という手順を取ると、廃棄物は↓のように出てくる。
- ゼイゴ×2
- 頭部×1
- 中骨×1
- 血合い骨×たくさん
- すきとった腹骨×2
- 引いた後に残った皮×2
1匹さばくだけでこれだけの量が出てくる。ゴミとしてどうにかまとめられればそれに越したことは無い。
ちなみに、頭とか中骨はあら汁にすれば良いでしょ!というご意見もあるだろうけど大量に釣れた時に何回も出汁取るなんて正直面倒臭すぎる。
30cm超えのアジが30も釣れた時に全てあら汁にしてると10人分以上の量とれてしまうので少人数家族の我が家では現実的じゃない。
ケース3:キッチンペーパーの使用量がどうしても多くなる
単純にゴミの量が多くなる。
布巾を使う方法もあるが、1匹だけ処理したい場合に布巾を使うか?と言われると捨てられるキッチンペーパーに軍配が上がることが多いはず。
そしてキッチンペーパーを使うシーンが結構多いというのもゴミの量を増やしてしまうポイントの一つ。
水洗いしたアジを拭いたり、ウロコ落とした出刃包丁を拭いたり、下処理したまな板を水洗いしてまた使うときに拭いたり。
魚を処理する時に水気は大敵なのである程度仕方ない面もあるんだけど、この回数を何とか減らせないものかな…。キッチンペーパーだって無料じゃないし何回もすごい勢いで使ってたらコスパ悪すぎる。
本題:包装紙とラップをうまく使ってまとめるのが吉
やっぱりゴミが超出るし困るよね~・・・ということを改めて認識したところで本題!
どうするとキッチン周りを良い感じに保てるか、僕が現在実践している方法。
魚を包んでいる包装紙とラップをそのまま有効活用!
僕は釣れた魚を寝かせる場合、1匹ずつキッチンペーパーやグリーンパーチに包んだうえでラップで巻いてできるだけ真空状態&低温を維持する方法を取っている。
魚が良型であればウロコつきのままエラとワタだけ取り、脱血処理を行ったうえで寝かせるがそうでなければウロコまで一気に処理してしまってから保存する。
なので、場合によっては魚を食べたい時にウロコ取りを行うこともしばしば・・そんな時↓こんな感じに下処理を行っている。
1.冷蔵庫から出すとこんな感じ
2.ラップはそのまままな板の上に。
魚を包んでいたグリーンパーチを被せながらウロコを取っていくと鱗が飛び散らない!!
3.アジの場合はここでゼイゴも取ってしまうと後が楽。
4.頭使わない場合はここでそのまま切り取る。
今回はこの後刺身にするのでカマごと切り落としました。
5.ここまで来たらラップをくるくる丸めればゴミがひとまとまり!!
ビニール袋に入れて冷凍庫に入れれば臭いも出ません。このタイミングで魚と出刃包丁を洗って布巾かキッチンペーパーで拭くので、キッチンペーパーを使っている場合は一緒にくるくる丸めてしまえばOK!
ついでに3枚おろしした後の中骨も三つ折りにして一緒に入れればさらにゴミ減!!
まとめ
と、こんな感じで魚を包んでいた紙とラップを上手に使えばウロコも飛び散らないしゴミをまとめて冷凍庫に入れられる。
寝かせていた魚1匹を使いたい場合があれば①包んでいたラップでまな板をカバーして、②包んでいた紙で魚を大きく覆いながらウロコを取って、③そのままゼイゴ取りや頭を取って、④ごみを丸めて冷凍庫へ!
こんな感じだ。オプションとして冷凍庫に入れる前に3枚おろしにした残りの中骨も丸めてしまえば完璧!
これで臭いも極力出ないようにできるので夏場の作業でも結構快適に進められる。
ちなみに魚を包む紙はグリーンパーチを使うのがおすすめ。紙質がしっかりしているので魚の棘にも強く破れにくいのが特徴。魚屋さんでよく使われている紙で魚を熟成させるときにも使用されているものなので熟成から下処理のお供までこなす中々の優れものだ。
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