【釣り人レシピ】2種類の調味料だけで金目鯛の煮付けを簡単に美味しく作る方法

キンメの煮付けお魚レシピ
キンメの煮付け。蓮根と一緒に。

金目鯛は煮付けることで身の味が出てくる優秀な魚

魚の煮付けというと生姜を使ったり葱を使ったりして何かしらの香り付けや臭み消しを行うことが多い。

けれど金目鯛は、煮付けると他の魚にはない特有の良い香りが出てくるので個人的には生姜が無い方が美味しいと感じる。

また、甘めの煮汁と相性が良いのもこの魚の特徴。もともと身に味が出やすい魚なので、煮付けていると香りと共に出汁が煮汁に出てきてとても味の良い煮付けが出来上がる。

煮付けてあまり失敗することが無いのが金目鯛の良いところだ。

金目鯛と調味料2種類でささっと煮付けを作る

今回紹介するのは金目鯛そのものをしっかり味わえるレシピ

日本酒の香りが着くのを避けるため酒は使わないし、生姜の香りも基本的に必要ないので同様に生姜も使わない

たくさんの煮汁に身を浸して食べることを想定した煮付けなので照りを出してくれる役割を持っている味醂も必要ない

材料

必要な調味料はずばりこの2つ!!

  • 醤油
  • 砂糖

素材としては、これに、そして鮮度の良い金目鯛を用意すれば終了!

キンメダイ
キンメダイ命!!

作り方(小さい金目鯛1枚分≒2人前)

作り方がまたシンプル!!

火加減はずっと中火!

  1. 魚が入るフライパンか鍋に醤油を30ml、砂糖を15ml、水150mlくらいいれて沸騰させる。
  2. 沸騰したら金目鯛を投入して落とし蓋!!
  3. もう一度沸騰し始めてから8分経ったら完成!(火の通りが心配な場合はあと2分ほど追加してもOK)

ちなみに、煮る過程で素材に味を入れるには、沸騰させて最低10分以上煮続けることが必要。つまりこのレシピは魚自体に味を入れることは考えていない。

魚はふっくらとさせて、出汁を煮汁に出して煮汁と一緒に食べる煮付け。

オプション:煮汁の味の調整

魚に火が通ってもなんだか味が気に入らないという場合は↓これくらいを目安に好みの味に調整していけばOK。煮付けは家庭の味なので好みの調整をしよう。

醤油が強すぎ・・・砂糖を10mlくらいずつ加えて味見する

砂糖が強すぎ・・・醤油を10mlくらいずつ加えて味見する

味が濃すぎ・・・水を50mlくらい加えてひと煮立ち

味が薄すぎ・・・醤油と砂糖を3:1~3:2の割合で加える

釣りキンメはシンプルな煮付けで魚のポテンシャルを味わおう!

このレシピ、なぜこんなにシンプルな作り方で美味しいのかというと金目鯛自体が美味しいから。これ以外に理由は無いと思う。

そして金目鯛を選ぶ際のポイントが2つ!

  1. 状態の良い金目鯛を使うこと。
    少しでも魚っぽい臭いを感じたら生姜を追加すること。生姜や根菜を追加すると、それはそれで風味がマッチしてまた美味しいので吉。
  2. 小型の金目鯛を丸々一匹使うこと。
    大きい金目鯛の切り身で作ろうとすると十分に煮汁に出汁が出ない。魚1匹まるごと使うことで煮汁を思いっきり美味しく食べるのがオススメ!

このポイントを押さえている金目鯛はというと、、そう、釣りキンメだ!!

ふっくらした魚の身を煮汁に浸して食べると「あぁ、金目鯛って美味しいね~」となること間違いなしなので、良い金目鯛を手に入れたら是非一度試してみてほしい!

キンメの煮付け付け合わせにジャガイモ
付け合わせにジャガイモもアリ。根菜系を使う場合は少し下茹でかレンチンしてから加えると丁度良い火加減になることが多い。

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