剣先沖〜岩井沖、アマダイ釣れずに八目達成!!
アマダイ釣りに行ったのにアマダイ釣れず!外道でまさかの五目どころか八目達成でもはや何を釣りに行ったのかわからない始末(笑)
釣れたのは↓こんなラインナップ。まあ色々釣れて楽しったからヨシ!!
- レンコダイ(キダイ)
- サバ
- ホウボウ
- カナド
- オキトラギス
- クラカケトラギス
- カイワリ
- タマガンゾウビラメ
始発電車で久比里の山下丸へ
山下丸に乗るのは1年ぶりくらいかも?前回は1月あたりにアマダイでチャレンジし見事に撃沈、釣れたけど25cmほどのが1匹という寂しい結果に終わったのを思い出す。
受付も船長も優しくてかなり安心出来る船宿だから、今年もアマダイ狙うなら山下丸かなー・・・ということで早速電話予約。この船宿は電話でもぶっきらぼうな感じがなくてストレスにならない希少なお店。
前日の仕事でだいぶ睡眠時間削られつつも何とか早朝に起床して、ぼけーっとしながら始発に乗って久しぶりの船宿に到着。
カワハギ船は大型で人がめっちゃたくさん乗っている。最近ようやくカワハギが復活し始めたからかな。昨年はこの時期でも数枚しか釣れない釣果があったけど今年はトップ20枚以上と割とカワハギが盛り返しつつある感じ。
受付をすませて船に乗ったらさっそく準備
受付に着いたらまずは乗船名簿に氏名や住所・電話番号を書く。で、お金を支払ったらその場でレンタルも確認。予約時は電動の貸竿とだけお願いしてるので、ここで天秤やロッドキーパーも借りた。
オキアミ餌が支給されるのは船に乗った後らしい。ちなみに謝恩券と氷どちらかもらえるので頻繁に通うなら謝恩券もアリかも。
仕掛けはスタンダードに作った自作版を使用
山下丸の仕掛けはライン3号、全長2mで2本針、丸海津14号を使用している。丸海津14号は船宿支給のオキアミを刺すにも丁度よい大きさの針だ。丸海津は軸が長いので餌のオキアミを付けやすいっていうメリットがあるんだけど、個人的にどうもバラしやすそうな針に見えてしまってあまり使うことが少ない。
なので、甘鯛の仕掛けは自作することが多い。
仕掛けの方はケンつきのオキアミチヌ4号を使う。針以外はほとんど船宿と同じだけど、下針と上針の間は1m、上針からサルカンも1mの等間隔に設定。
親子サルカンを使うこともあるし、8の字で結束だけしといて、後は潮の速さしだいでガン玉を打って重さ調整することもある。
剣先沖や城ヶ島沖は潮の流れが超早いこともあるからガン玉で重くしていくより最初から親子サルカン使った仕掛けを用意したほうが手っ取り早いかもしれない。
7:20にエンジン始動!ポイントまで約30分
船宿について色々準備中気づいた。
11月家を出た時よりそんなに寒くない!日の出が確か6:17だったから出船の7:20頃には放射冷却チックな寒さも超えたんだよな。なんかポカポカしてきた。
ポカポカしながら船に揺られて剣先沖付近のポイントへ!
ちなみに久比里の船は川にかかっている橋を潜るようにして海へ出るのでロッドは海に出るまで立てない。立ててると橋にあたって折れるので要注意。
珍しく釣り座が左舷ミヨシ
かなりの船酔い体質なので基本的に釣り座は胴の間と呼ばれる船の中央付近にすることが多いんだけど、今日はかなり混んでて僕が最後の釣り客だったみたいで、左舷の1番先頭に案内された。
電車だと結構時間ギリギリになるからしょうがないよな、でも先頭って揺れるからアマダイ釣りづらそうだな…船酔い…心配だな…
ちょっと不安になるも、今日はベタ凪のはずなので釣果に影響しないと信じる。
アマダイ釣れなかったら…連子鯛とカイワリ狙いに切り替えるのもアリか!
釣り開始!
釣れません!!
剣先沖のちょい手前あたりまで来て8:00頃に実釣開始!
まずは底から50cmに棚をとって探ってみる。
も
何も反応が無いよ…。
しばらく流してるとスーパー微弱なあたりと引きが!これはもしや・・・
まずはトラギスゲット!!
棚が低かったか。少しあげてみるとまた反応が無くなる。
うーん…もしかして今日ダメな日だったかな…?と不安になっていると隣の人がいきなり良型アマダイを釣り上げていた。1mあたりで置き竿とのこと、棚はやっぱり少し高めで食ってきてるみたい。
その後すこし棚を上げてみると今度はサバがwまさかアマダイの外道でかかるとは思わなかったわ。
その後も剣先付近ではいまいち魚の反応が微妙な状態が続く。
竹岡沖から活性があがってきた
しばらくしてポイントを大きく千葉寄りに変更。ここで仕掛けを下ろすと小気味良い反応あり!
重さは無いけど結構引きが強い。この魚はなんだろなー?とあげてみると鮮やかな赤色系統の魚が浮いてきた。
レンコダイですね!釣ったのは初めてなのでちょっとテンション上がってくるぜ!
その後もレンコダイの反応が良くて続けて2匹追加。オモリの棚は下から50cmにしていたのでレンコダイの活性がよほど高かったか、潮がかなり勢い良いかのどちらかだと思う。
少なくともレンコダイの釣れる棚ではアマダイは掛からないので、今度は底から10cm~30cmを基準の棚に変更してみる。
ん?今度はあまり引かない魚が掛かった…?
カレイ。小さすぎてどう食べるのか考えちゃいそうだけど干物がうまいらしいので丸ごと干しあげてみることにしよう。・・・ん?目が左に寄ってる・・?
スマホで調べてみるとどうも「タマガンゾウビラメ」というヒラメの仲間らしい。まあ小さいから丸干しに変わりはないけど。
そして棚が全くわからない。
底から50cm→レンコダイ、底から30cm→ヒラメ系。うーん、、、これだけ微妙な棚取りで、棚が高い時に釣れる魚と低い時に釣れる魚が両方かかるんだよなー。もはやどこを基準に攻めれば良いかまったくわからんw
後半戦も外道ぞろいで最後はオマツリで終了
棚に翻弄されながら外道を順調に追加
その後はポイントを少しずつ南に移動しながら探っていく。
そんな中またもや隣のおじさんがアマダイゲット!底から1mで置き竿らしい。あれー、アマダイって置き竿じゃ釣れないんじゃなかったっけ?
少なくとも誘いすぎは良くなさそうなので底から1m20cmを基準の棚にしてゆーっくりと竿をあげてみる。
ふわっとしたアタリがあったので聞き合わせてみるとぐぐっと重さが乗った!これはついにアマダイきたんじゃないの!?
うーん、良いサイズのホウボウだ!!!!!!
このあともカナドを1匹追加…棚が全然分からなくなってきた…潮が緩やかになってきてるのか?それなら1m50cmでどうだ!と試してみると何回かの流しでグンッという強烈な引き込みがきた。
の割に軽いな…レンコダイ?
まさかの超久しぶりなカイワリ!
これは超嬉しい外道。嬉しいんだけどアマダイ狙いとしては棚が高すぎるということになる。
そしてこの流しを振り返ってみると、1m20cm→ホウボウ&カナド、1m50cm→カイワリ、ということになる。
ホウボウとカイワリの間30cmにしかアマダイはいないの?
嘘でしょ、どんだけ精密な棚取り要求すんのよ…
オマツリでラスト40分をロスト
棚がよく分からないけど色んな魚はコンスタントに釣れるからそれなりに楽しい状況が続く。そして色んな棚でトラギスがかかってきて笑えてくる。
でもアマダイ1匹でもいいから釣りたいなー!!
そんなそろそろ終盤に差し掛かってきたところで突然仕掛けがふわっと浮く。あ、ホウボウのアタリに似てるな、思って手巻きからの電動のON!
・・・あれ?様子がおかしいな・・・。巻いてるのに糸がたるみ続けるのでもしやと思っていると突然ラインが船の下に引き込まれる。
これはもしかしてと思って後ろを振り返ると右舷後方でオマツリしているっぽい。そして何故かそのオマツリに巻き込まれたっぽい。
あ、右舷でサバが上がった…サバか…サバがかかったまま走らせたんだなー。あれやると派手にオマツリするもんなー。
こちらはまだ残り60mラインが出ていたので右舷後方の側で解くことに。
そのまま様子を見ながら40分。なにも出来ず。ようやく解けたと思ったら残り10分で片付けに入るアナウンスがあったのでそのまま終了。
なんだか最後が尻切れトンボみたいになっちゃったけど、今回はこれで沖上がりとなった。アマダイは釣れず・・・
今回の振り返り
外道が活発すぎてアマダイが遠のいた?
なんとも不思議な釣りだった。
船宿の釣果記録では潮が効いていたので餌取りが活発になったという感じで書いてあった。潮が適度に流れていたような感じはあったけど、それ以上に外道の魚たちが非常に元気良かったのが今回の印象。
こんな中、隣の置き竿スタイルでアマダイが釣れていたということは、誘ってはいけなかったということなんだろうな。誘いをかけると他の魚が先に食いつくことが多くて、誘いをかけないとアマダイが食いつくチャンスが生まれる。そんな感じだったのかも。
そして外道が活発すぎて適正な棚が本当にわからなかった。底から1m20cmでホウボウが釣れて1m50cmでカイワリが来たときは1m20cmに寄せて狙い続けたほうが良かったのか?
それか、ホウボウが釣れた後に潮が流れ始めて棚が変わったとか?もしかしたら潮がよく変わる日だったのかなー。
うーん、、今回は本当に棚が読みきれなかった。
天候/仕掛け
- 天気:晴れ
- 気温:16℃~22℃
- 風速:北の風3mほど
- 潮:0.6mのうねり、間隔約8秒、波高0.6m
- 仕掛け:ハリス:フロロ3号2.0m、ハリ:オキアミチヌ4号、2本針、上針と下針の間隔1m、エダス30cm
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