【旬の魚を釣りたい】10月の船釣りにベストな魚種を調べてみた【2022関東版】

初島周辺で釣れた立派なアマダイ気になること
初島周辺で釣れた立派なアマダイ

9月と11月の間の中途半端な時期が10月?

10月にもなるとさすがに長袖だしサンダルじゃなくて長靴になる。雨でも降れば結構寒くなるので上着も2枚、3枚と着ていた方が無難になってきたり結構釣りの服装に気を使う季節。

でも真夏がようやく終わって過ごしやすくなってくるから釣りに行きやすくて楽しいと思うんだよなー。

ということで、9月に引き続き10月にメインとなる釣り物を調べてみようと思う。

ちなみに9月の船釣りなら何が良いかなー、と調べた感じだと、カツオ、カワハギ、アマダイ、アジというラインナップだった。10月に入ってもこれらの魚は継続して釣れてくると思うし、意外と9月と代り映えしないかも?

でもこれから冬に向かってくるので、もしかするとどんどん青物が強くなってくる予感も。10月に釣りに行くならやっぱり青物メインな気がする!

この記事はこんな方向け

  • 10月に関東まわりで船釣りしようと思ってるけど何が釣れるのかまず知りたい
  • 10月が旬、かつ釣れる魚を知りたい
  • とりあえず美味しい魚を狙いたい

10月旬となる魚は・・・

来たぜアマダイ!!

旬の魚を調べてみると、こんな感じ。

  • アマダイ
  • イワシ
  • サンマ
  • カマス
  • サケ
  • カワハギ
  • サバ
  • サワラ
  • クエ

アマダイ・・・そう、秋になったらアマダイがついに本格シーズンに入るイメージ!通年味が落ちにくいって話だけど涼しくなってくるとやっぱりアマダイの季節よなー。

イワシ・サンマ・・・サンマはもはや釣りの対象でもないし漁獲量も過去最低を更新し続けてるし、イワシを専門に狙う船も聞いたこと無いので気にしない。そういえばイワシって梅雨イワシみたいな呼び名で6月あたりが旬じゃなかったっけ。年に2回あるということなのか。

カマス・・・おや、カマスってこの時期に脂がのるのね。アカカマスが特に脂乗りが良くて美味しいと聞く。カマス狙いの船があれば面白そうだな。

カワハギ・・・この魚もアマダイと同じくいよいよ肝が肥えてくるはず!肝和えは絶品だし、味わいには期待大だ。

サバ・・・ゴマサバはそろそろ落ち着いてきてマサバが美味しくなってくる頃!マサバを専門に狙う船があれば乗ってみたいけど厳しいか。。

サワラ・・・駿河湾では徐々に寒サワラの季節になってくるけど相模湾はどうなんだろ?もうちょっと寒くなってからかな?脂がのった大型だと上品な中トロの味わいになる超良い魚だ。

クエ・・・クエが超高級魚なのは知っているし、冬のクエ鍋も一度は食べてみたい。が、釣りで狙って釣れる魚でもないし、少なくとも関東では釣りの対象にはならないかなー。

10月がメインになってる釣り物は?

じゃあ釣り物として10月がど真ん中になってる魚は何があるか?というところを調べてみた。

アマダイ・カワハギは10月からのメインどころ

どちらも9月から釣り物として始まっているけど、やっぱりシーズンが本格化するのは10月あたりからなイメージ。ちなみに久比里の船宿では通年カワハギ、夏にカサゴをやって秋口からアマダイに変わるパターンが多い。

アマダイは外道でカイワリが来たりカナガシラやキダイが来たりと結構外道が美味しいのも魅力。釣り自体も難しいテクニックないし、良いかも!

カワハギも10月中旬からは肝が大きくなってきて美味しいんじゃないですかね!!(希望)

このサイズなら肝和えを十分堪能できるぜ!!
このサイズなら肝和えを十分堪能できるぜ!!

カツオもまだまだ釣れてるはず!

青物代表のカツオ!

本格化するのが9月と遅めになりがちだけど、例年11月末あたりまでは狙っている船が多い。この時期サイズが良く脂ののった戻りガツオが釣れる。1本あたり2kg~4kgと結構良いサイズが釣れてくるのでたとえ一人2本しか釣れなくても満足できることは間違いない。

ツナフレーク、潮鰹、刺身、漬け、サラダと色々な食べ方ができるし、津本式脱血と保存をすれば10日保存しても美味しく食べられるので、釣っても満足、食べても満足の良い釣り物だと思う。

一本目のカツオ
これがカツオっすよ!!

イナダ五目が盛り上がってくる時期は10月

そしてこの時期いよいよイナダが入ってくる。

9月まではアジ五目で出船していた船宿も徐々にイナダ五目へと名称を変える頃。30cm~50cmほどの良いサイズのイナダが釣れるので、ワカシのように脂ゼロのパサパサという感じではないはず。

ブリだと脂乗りまくり、ワラサだとほどほどの脂の乗りなので、イナダだと脂はのりつつあるもののかなりさっぱりした味わいかもなー。

食べて美味しいかと言うと片栗粉付けて揚げるとか少し工夫が必要かもしれないけどイナダ以外にも釣れるしイナダが釣れるときは爆釣したりすることもあるから楽しいはず!

そして五目、ということは脂の乗ったマサバが混じる確率もゼロではないのでは?うまくいけば両方釣れるかも。ちょっと面白そうだな。

元気に食いついてきた!
元気に食いついてきた!

伊東のあたりではワラサも

伊東や網代あたりの船宿になると、ワラサ五目として出ている船もある。そして結構気軽に3kg~5kgが釣れている。

9月からワラサ五目で出ているが10月になると良型のヒラソウダやスマも混じってきているようでまさに青物だらけ。真鯛も混じったりして釣果を見てると結構面白そうだ。

少し遠いのがネックだけど気合を入れて一度行ってみるのも良さげだな。

カマスってどうなの?

確か茅ヶ崎あたりのプライドフィッシュに指定されてたと思うカマス。

庄治郎丸でカマス狙いをしていたのを知っていたけど、改めて時期を確認したらどうも春の釣り物らしい。カマス自体は秋から春の終わりころまでが美味しい時期のようなので、旬としてはこれからであってるみたい。

でも秋にカマス釣りはしてなさそうだ。。

マアジは11月あたりまで

通年釣れるアジも世間的には一応11月までが美味しく食べられるということになっている。9月後半あたりからは10cm以下の豆アジも一緒に釣れてきてしまうためちょっと釣りづらくはなるけど、この時期もしっかり美味しいのがマアジの良いところ。

釣り物に迷ったらとりあえずマアジを釣りに行って癒されるというのも良いかも。

マアジという馴染みの良い魚だけに初心者に選ばれやすい釣り物でもあるので、船宿も最初から丁寧だったりすることが多い、というのが僕の所感。保障はできないけど、これから船釣りを始めてみたいという人は涼しいこの時期のマアジも選択肢にいれてよさそう。

まとめ:10月釣るなら何が良さそうか

食べておいしい旬の魚と10月メインの釣り物照らし合わせてみると、どうも10月はイナダ五目やアマダイが良さげ。

最近カワハギは釣れてないし、カツオはなんだかんだ年に一回釣れれば満足してしまう。9月にカツオに行ったら10月は行かなくて良い気持ちになりそうだ。

簡単に沢山釣りたいのであればイナダ五目。これは棚取りさえ丁寧にできれば基本的に誰でもすぐ釣れるはず。

簡単なのは良いけどそんなに沢山はいらない&高級魚志向で行こう!という場合はアマダイが良いと思う。釣り方はシンプルだけどアマダイ自体がもともとそんなに数釣れる魚ではないし、外道もそんなに数多く釣れてくるものではない。行きも帰りも手軽なのがアマダイの良いところ。

ちなみに外道は↓こんな感じで釣れてくる。どれも白身で美味しいし結構楽しいよ!

アマダイ以外の魚たち
アマダイ以外の魚たち 。ホウボウ、トラギスなど。

そしてこの時期に船釣りを始めてみたいのであればまだまだ美味しい期間のマアジを狙ってみるのも一案。

船宿もきっとそれなりに親切に対応してくれるだろうから、初心者の場合でもあまり構えずにとりあえず予約して釣りに行ってみよう!

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