【恵一丸】伊東(初島)イサキの釣り方考察【仕掛けからエサから誘い方まで】 2020/6/13版

今回はチヌ針4号サイズのケン付き真鯛でトライ船宿
今回はチヌ針4号サイズのケン付き真鯛でトライ

約一年振りの初島イサキに向けて仕掛けとエサの戦略を練る

東京アラートは出たり消えたりしているような雰囲気の中そろそろイサキの時期が来ていることに気づいた。

年に1回は釣りたい美味しい夏の魚、イサキ。昨年はよしひさ丸で臨んだイサキだったが今回は同じ福浦漁港から出船している恵一丸でトライ!

多分ポイントも同じような所になるはずなので今回は手作り仕掛けも幾つか持参してみるつもり。

恵一丸のHPで案内している仕掛けと一年前の反省、そして最近のイサキニュースもふまえて今回の伊東(初島沖)イサキの釣り方を考察してみたい。

前回の反省を振り返ってみる

前回釣った後に反省をまとめたのが↑の記事。

これを見ると一年前の初島イサキは神々しいまでの澄潮だったことを思い出す・・・海が綺麗に澄みすぎてまさかの底が見えるっていう初めての体験だったなぁ。。

そんな時は何をやっても釣れないリスクが非常に高いんだけど対抗策としては「ラインを補足する」これしか思いつかない。

今回は日にちも決め打ちなので澄潮になることが分かってても避けようがないのでもうこれはしょうがない。

もう一つ前回の反省を活かすとしたら針のサイズと針間のバランス調整だろうか。針のサイズはチヌ針3号じゃなくて4号でも大丈夫そうっていうのが前回出した結論だった。そして針間のバランスはどのようにイサキを狙うか、そのスタイルによって変えていくものなのかも。

1年前の経験を踏まえて今回の仕掛けで変更するポイント

恵一丸HPで紹介している仕掛けはよしひさ丸よりやや大きめ?

まずは恵一丸で案内されている仕掛けの必要スペックを列挙するとこんな感じのようだ。

  • クッションゴム:1.5mm×1.0m
  • ハリス:3~4号
  • 針:チヌ4~5号

一方でよしひさ丸で購入した船宿仕掛けはこんな感じだった。

  • ハリス:3号
  • 針:チヌ3号

まずクッションゴム。前回使用したクッションゴムは2.0mm×1.0mのやや太めのもの。クッションゴムはラインへの適合があるという前提で、細ければ細いほど潮馴染みがよくなるので、基本的に細い方が良いと信じている。

なのでクッションゴムは恵一丸指定の1.5mmの物を今回用意しよう。

ハリスと針のサイズを見るとどちらのサイズも恵一丸の方が1サイズ大きめになっているようだ。ハリス4号となると真鯛とかも意識するのかな?

針は3号でも4号でも前回イサキはしっかりかかっていた記憶があるのであまり有意な差ではない気がしている。ただ針の5号は結構大きそうなイメージがあるんだよねー、、大型のイサキなら5号も適合しそうだけど、一旦は4号で良いかも。

針は今回チヌ針4号のサイズ感をベースに考えることにする。

ハリスは2.5号と3号で勝負

イサキの食いが良ければ3号で問題ないと思うんだけど、以前のように澄潮になってしまったときやイサキの食いがあまり良くない場合が十分ありうることを考えると、細めのラインを選択した方が良さそう。

最低の太さとして3号が推奨されているものの今回は2.5号をメインに仕掛けを作ろうかと考えている。

最初は2.5号。入れ食い状態になるようなことがあれば3号。普通~渋い状況なら2.5号。途中大物がかかってきたら2.5号のまま勝負するしかないけどそれはそれで受け入れよう。

イサキを釣りたいので、少しでもイサキの数を稼げそうな2.5号を主戦力で行くぜ!

3本針で下針はタイや外道も狙う仕様

針数は特に制限されていないので3つ。

「オキアミチヌ4号」があるのでベースはこの針で。

オキアミチヌを使いつつ、一番下の針はタイなど強烈な引きの魚に耐える&ウマヅラハギなどのエサ取り外道もかけられる、がまかつの「ケン付き真鯛」8号を選択。

下針に使おうとしているケン付き真鯛、何が良いかと言うと大物対応かつ貫通性能が高いというところが素晴らしい。

  • 太軸の針
    ⇒ 大物への耐久力Up
  • ナノスムースコートによる貫通性能の高さ
    ⇒ エサ取りも掛けられる可能性Up

デメリットと言えば、表面がつるつる過ぎてハリスからすっぽ抜ける恐れがあること。なので瞬間接着剤で補強したうえでの使用がオススメらしい。(製品パッケージに書いてある)

サイズはオキアミチヌ4号とケン付き真鯛8号がほぼ同じだった。

下針にしかかからないことがあるので針間のバランスを調整

まず、ハリス全体の長さは6m。ここにエダスを2つ、つけていくことになる。

前回の自作仕掛けは下~中針1.0m、中~上針1.0mというバランスだった。一方でよしひさ丸(下田漁具)の仕掛けは1.5m間隔。

1.5m=棚を広く探る。1.0m=ある程度棚を絞って狙う。といった感じに使い分けができるのかなー?というイメージだが検証できていないのでどちらが有効かは分からない。

ただ、イサキは棚ぼけしやすいので船長の指示ダナから少しずれたところで掛かることも多い。となると、1.5m間隔にして広く探るのが定石な気もする。

色々な釣果記録も見てみると、初島のイサキは下針にしかかからないことも多いようだ。

ということは下の方に集中させた方が2本掛けとかできるかもしれない?

う~ん、下~中針1.5m、中~上針1.5mでいってみようか!

タナボケがやっぱり怖いので広い棚を探ってみる作戦で行きたい。ある程度傾向が見えてきたら釣りの間に針間バランスを調整する方針にしておく。

エサは2種類で勝負!!

最近こんなニュースを発見!!

イサキ誇る39匹 2カ月ぶりでも勘鈍らず - スポニチ Sponichi Annex 社会
【ココが一番】相模湾の初島沖で最盛期のイサキを狙った。緊急事態宣言も解除され2カ月ぶりの釣り。船長の腕が良いのか、場所が良かったか…良型がほぼ入れ掛かり。久々の釣りをマダイやハナダイも歓迎、気分の良い一日が待っていた。

なんでもエサ取り対策としてイカの短冊が有効とのこと。幅3mm×長さ10~15mmを掛ければ良いらしい。

コマセが効いてきたらエサ取りが増えてくるので、中盤以降に使う2つ目のエサとしてイカ短を用意しておく。

おそらく中盤コマセが効いてくると、オキアミだけで勝負している場合は待つ時間を1,2分から30秒ほどに変えたりと手返しの良さが重要になってくるはず。

そんな中でエサ持ちが良いということは結構なアドバンテージになるので是非とも今回はイカを積極的に採用していきたい気持ちMAX!!

今回の考察をまとめてみると・・・

まず仕掛けはこのセット。

  • クッションゴムは1.5mm×1.0m
  • ハリスは2.5号メインで組む
  • 針数は3つでオキアミチヌ4号×2、ケン付き真鯛8号×1の組み合わせ
  • 針間は1.5m

続いてエサは船宿支給のオキアミに加えて、3mm×15mmのイカ短を30個ほど作って持っていくことにする。

後は誘い方は基本待ちの姿勢、というところは変更なし。タナが30mであれば+8mの38mまで下ろし、そこからはパターン①か②で誘う。

  1. 2,3回しゃくってコマセを出しつつタナまで巻き上げて待つ。
  2. コマセを出さずにタナまで巻きあげ、大きく竿をあおってコマセを出して待つ。

よしひさ丸で教えてもらったのは②の方法。実際に釣り上げたときはパターン①だった。どちらの方が良く釣れるかは分からないが、①で釣れないなら②でじっくり待つ方が良さそうだと思う。

とりあえず、次回の釣りに備えて仕掛けを作るか!!

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