種類は分からないけど新鮮な小イカたち
先日の片瀬漁港の直売チャレンジ2回目にて、イカコーナーに残っていた最後の小イカたちを種類も確認せずなんとか奪取して持ち帰ったわけだが、帰宅後、魚達を綺麗にしてまず思ったこと。
イカが2種類いる。
漁協のメールには「マルイカ」と。
売られているイカの札を見ても「丸イカ」。
で、レジでおじちゃんが量りに乗せながら言ったのは「ダルマ」。
で、実際は2種類。
もう何が正解かまったく分からない(笑)
全体の形や背骨代わりの軟骨の形も見ながら調べてみると、おそらく一口サイズと中くらいのサイズのイカは「マルイカ」すなわち「ケンサキイカの子供」。そして種類不明に見えたイカはおそらく「アオリイカの子供」。
となればどちらも美味しいイカなので上等だ。一安心!(笑)
煮付けてみたら絶品だった!!
さてどうやって食べるのが美味しいのかなー・・・とレシピを検索しているとそのまま煮付けるというのが結構多いことに気が付いた。
煮付けるか、アヒージョにするかがイカレシピの2大巨塔のようなので今回は煮付けてみることにした・・・ら!
あんらー驚くほど美味しい!!
身がプリっとしていたり甘みがあったり柔らかかったり、イカってこんなに美味しかったっけ?
鮮度なのか? それともケンサキとアオリが元々ポテンシャルを秘めていたイカだっただけなのか?いや、それに加えて小ぶりのイカだからという線も濃厚だ。
そういえば小イカの代表格であるムギイカは大人より身がプリっと柔らかく、風物詩としてだけでなくその美味しさからも人気があると聞く。
今回は小イカ、高鮮度、美味しい種類、がそろったからこそ絶品の煮付けになったのかもしれない。そして違う種類のイカが味わえるというのがもう素晴らしくリッチ。
柔らかくて甘味が強いのはアオリイカベビー。上品な味でプリっと歯切れよく、でも柔らかさももっているのがケンサキイカベビー。
甲乙つけがたい美味しさのイカたちだったので、今回は市場で小イカを見つけたら迷わず買った方が良いというアドバイスとともに小イカの煮付けレシピを紹介したい。
先に言っておくけど、冗談抜きで美味しいよ!
この記事はこんな方向け
- スーパーで小イカがまとまって売られているけど買ったらよいのか迷っている
- 小イカを買ってしまったものの下処理は面倒そうだし何にしたら良いか分からないしで困っている
- 小イカを使った美味しい料理を知りたい!!
材料(2人前)
- 小イカ150~200g
- 生姜短冊切り4枚くらい
- 出汁100ml
- 醤油大さじ1
- みりん大さじ2/3
- 砂糖大さじ2/3
レシピ
小イカの下ごしらえ
小イカは真水で軽く洗い、背中の軟骨を抜く。小さいので力は必要ない。胴と頭を離さなくてもつまんで引っこ抜ける。
- ゲソも小さいのでしごいて爪を取る必要なし!
- 中のワタも取らずに丸ごと食べた方が美味しい!
- 後は小イカが全部入るくらいのお湯を沸騰させて、色が変わるくらいまでさっと下茹でしておこう!
要するに軟骨抜いて軽くゆでるだけだ。
煮付ける
生姜と出汁、調味料は先に全部合わせておこう。
煮付ける前は↓これだけになっていると思う。
まずは煮汁をしっかり沸騰させる。
沸騰したら小イカを入れよう。中まで火が通るように転がしながら数分煮付ける気持ちで。
火が通ったらイカだけ皿に取る。
そして後は強火で煮汁を半量くらいまで一気に煮詰め、少し強めの味にする。このあたりで好みの味に調整しよう。
煮詰め終わったらイカの上から煮汁をかけて完成!
まとめ
今回は小イカを使った煮付けレシピ。
このレシピは軟骨抜いて軽く茹でるだけの超簡単下ごしらえ、加えて煮付けフェーズも誰でもトライできるハードルの低さが売りだ。それだけ簡単なのに、小イカは美味しいということをしっかり認識させる力を持っている。
なので、市場に限らずスーパーやお魚屋さんで新鮮な小イカを見つけたら「即買い」で良いと思う。
入手したらぜひ一度作ってみよう!美味しすぎてきっとイカの新しい世界が見えてくるはず!!
味にこだわるなら醤油を少し変えてみるのもアリ
煮付けでは醤油とみりん、酒、砂糖を組み合わせて作ることが多いが、中でもベースの存在感を持っているのが醤油。
煮付けを少し美味しくするなら醤油を変えてみるのが面白い。
↓これも意外と使えるのでオススメ。普段使いの醤油としてはちょっとお高めだけど、バランスの良さが絶妙な味わいなので、今回のように醤油を少量使いたいというときに拘って使うと料理の風味が上がるかも。
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