MAX1.7kgのカツオ3本!しっかり熟成させるぞ!!
今年もカツオがやってきた!!
うまいこと時化後の凪で釣りができたもののカツオのアタリは遠く・・・。とはいっても、アタリのあったすべてを確実にキャッチし、まあよし!という釣果。
今回もカツオのみを狙った釣り
相模湾の船宿ではマグロとカツオ両方を狙うプランが一般的。今回利用させてもらった庄治郎丸も同様で「マグカツ船」といった言い方でプランが出ている。
昨年は博打要素の強いマグロは一切狙わずカツオのみを狙っての釣行だった。今回も船はマグロ・カツオ両方狙い。でも僕は8割カツオ狙いの気持ちで臨んだ。
前半戦でさくっとカツオが4本ほど釣れればマグロ狙いに移行しようかと思っていたけど、結果カツオ3本だったのでマグロは一切狙うことなくカツオ一本に絞った内容になった。
平塚の庄治郎丸AM4:00到着
庄治郎丸のマグロカツオ船はAM6:00出船。なので1時間前の5:00には到着しておけば特段問題ないんだけど、念には念を(座席取り的な意味で)ということで、4:00到着で向かった。
ここは結構分かりやすい受付方法
4時に到着しても受付は開いてるし釣り客も集まり始めていた。どんだけ早起きなんだ・・と少し驚いたけど座席は選び放題だったので早めに行っただけのメリットはあったかも!
庄治郎丸の受付方法は正三郎丸とほぼ同じ感じ。
- 受付前に車を止めるとスタッフが釣物を確認しに来る
- そこで一旦車を止め、クーラーボックスなどの道具類を置く
- 複数人できていれば一人は受付へ、運転手は駐車場に車を停めて受付へ。(釣物確認のスタッフが駐車場も案内してくれる)
- 受付に行ったらまず座席取り。船の席が描かれた紙があるので「カツオ、餌です・・」と言えばどの紙にどう記載すれば良いか教えてくれる。(カツオはルアーの人もいるので「ルアーか餌釣りか」確認してくれた)
ここまで済んだら料金の支払いになる。
予約した名前と釣りものを伝えて乗船料金を支払う。貸竿をお願いしたいことや仕掛け、餌の購入、氷の購入もこのタイミング。氷は購入個数ごとに引き換え券をくれるので、それを持って左側の屋外に出ると氷を引換券と換えてくれる。
カツオ用とマグロ用の仕掛けを購入
船宿の受付でカツオ用とマグロ用の仕掛けを一つずつ購入してみる。カツオ用の仕掛けはハリス14号と16号の2パターンで1セット2本入り600円くらい。今回カツオの仕掛けは8号ハリスと12号ハリスを自作してきたので、太ハリスとして16号の方を選択。愛正丸の販売している仕掛けも16号だった気がするので、16号で間違いということはないはず。
そしてマグロ仕掛けはハリス20号の針16号1本で500円。釣れるかどうか博打要素があるマグロだけど、500円で楽しめるならアリかなと思い1つ購入。
貸竿は受付で頼むとスタッフが持ってきてくれる。ロッドキーパーを無料で貸してくれるので絶対頼んだ方が良い。餌も受け取ったら出船時間が近づくまで待機。
結構暇な時間なので朝食食べたり他の釣り人から情報収集したりして時間潰ししてみた。時間が近くなるとスタッフが「マグロ・カツオの人〜!」と呼んでくれるので軽トラに荷物を運ぶ。荷物を入れたら人も一緒に乗って船着場に連れて行ってくれる。
カゴとビシは船に移動してからしばらくすると、スタッフが「ビシ持ってない人!」と声掛けしてくれるのでそこで手を挙げれば受け取れる。
出船時間が近づいたらバケツに海水を溜めて餌を半分に半分だけ、袋に入れた状態で解凍する。もう半分はクーラーボックスに入れておいて後半戦になるタイミングで解凍するのが吉。
6時前に出船し1時間ほどクルージングのち実釣開始!
準備もできて出航し、しばらくはナブラを探して優雅にクルージング。カツオはどのあたりにいるかなーと思いながら横になって過ごすこと約1時間、船は止まって探したり反応を見たり繰り返しながら、最終的に相模湾中央付近にできている船団に向かった。
ここでカツオ狙い、開始!!
第一投目から友人にHIT!!
「はいどうぞー、10mから5m」というアナウンスで早速開始!オキアミはそこまで大きくないサイズが多いので2匹掛けにして棚に入れ込む。
まずは12mに落として10mまで巻き上げ、そこからしゃくって1m、またしゃくって1mして8mの棚で待つ、、と!
隣の友人の竿が大きくしなり早くもカツオが上がった!!うおー羨ましい!!そして今日は数釣り期待できそうだぜ!とテンションも上がる!
数回目の流しでようやく1本、2本とゲット
その後も何回か群れを先回りして投入の合図とともに仕掛けを下すも中々あたらない・・・。
友人は2匹目を釣り上げているのにもちょっと焦り、これは棚が間違ってるか、コマセの量が違うか、誘い方か・・・?と考え出す。仕掛けは友人と同じ物を使ってるし釣り方が何か違うはず。
と思っているとククッとアタリがきたので竿を大きく上げてしっかり合わせる。
大きくしなり重量感と強引な引きが!!
これは間違いない!とすかさずロッドキーパーに竿をかけてドラグ締めてゴリ巻き!
暴れ回るも、ビシを持ってたぐり、ハリスを持ってたぐり、中乗りさんにタモ入れをしてもらって無事にゲット!
久しぶりのカツオだよ!!
今回は船上でバタバタさせる暇を与えず即いけじめにして血抜きを実行!
さらに時合いがきたのか他の流しでもさらに一本追加。隣の人が釣ったカツオとおマツリしたりしてうわーとなったりもしつつ、順調な滑り出し。
まわりのアタリも落ち着いてきたので仕掛けを変えてみてもう一本
次第にアタリが遠のいたのかまわりも静かになっていった。
カツオが何か仕掛けを見だしたのかな?と考え、自作の12号ハリスにサイズを変更。しばらく静かだったが一瞬カツオの活性が上がったのか、ググっと良い引きで一本上げることができた。
カツオ楽しい!!
船長から「ばらし多すぎだよ~」の嘆きも
その後も左右同時に掛かったりとカツオは割と元気良い感じだったが、どちらも取り込みでバラしてしまい船長から「ばらし多すぎ」と嘆きのアナウンスが(笑)
中乗りさんも「あと一手繰り!」と、ハリスまでしっかり手繰り寄せてやらないとカツオが暴れて取り込めないことを教えてくれたり、「強引に行き過ぎたな」と、引っ張りすぎて針が外れてしまうことをアドバイスしてくれたりと、指示が的確だった。
油断するとすぐにオマツリが発生するカツオだけに結構荒っぽいやり取りが続くが今回の中乗りさんはかなり頼もしい。
非常に助かる存在だった。
渋い展開の後半戦
カツオの群れはお腹いっぱいになったのか・・・?
時間は10:00を回り、後半戦に突入。
カツオのアタリは一切なくなり、ハリスを短くしたり針自体を変えたり、餌を一本掛けにしてみたりと試してみたけどどれも反応なし。
単純にお腹いっぱいになったので今日の釣りは終了みたいな感じなのか?ちょっと中だるみしてくる。
この隙にご飯やお菓子をつまむ。
ハリスの太さや餌のかけ方よりも棚がポイント?
ごくたまーに周りでアタリがあるんだけど、自分の竿にはやっぱり何も反応なし。
左の友人は何回かアタリを出していたので聞いてみると、餌は2本掛けでハリス16号のまま。指示棚が10m~5mなら、一度7,8mで様子を見て反応なければ5,6mでもう一回コマセを振って待つ。そうすると5,6mで食ってくるとようだ。
だが同じように試してみても反応なし。
棚どりの仕方でアタリがあるかどうか、、やっぱり変わってんのかなー?うーん、難しい。。
食いが回復することなく時間になり終了
そして、それ以降反応を出せないまま13:30くらいに沖上がり。
周りが当たってテンション上がったり、自分で色々と考えて仕掛けを変えて行ったりしたのであまりぼーっとしてる時間はなかったなー。
できればもう一本つって4本で終わりたかったけど、昨年から+1の3本釣れたし良い結果だったかな!!
今回の振り返り
アタリが少ない中すべて確実にキャッチできたのは嬉しい
今回、僕にきたアタリはなんとたったの3回(笑)
しかも最初にカツオ来たか!?と思ったのは実はお隣さんがカツオを走らせてまつっただけだった。
そんな状況でこの3回をすべてしっかりキャッチし、迅速に処理できたのは我ながらよくできたと思う。一度針に掛かっても猛烈な引きでばれやすいカツオだけに慎重なやりとりも大事なのかも。
カツオ釣りはメリハリが効いてて意外と疲れにくいのもメリット
前回もそうだったけど今回のカツオ釣りで分かったのは、カツオ釣りって釣りに集中する時とクルージングする時の時間が半々くらいの割合だってこと。
クルージングしている間は波で船酔いすることも少ないので、船酔いしやすい人もいけるかもしれない。そしてこの時間でご飯を食べたり横になって寝ることもできるので結構釣りしているとき以外はゆったりした時間が流れる。
あまりストイックな釣りになりにくいのかも。帰宅してからカツオをさばいてもそんなに疲れを感じなかったから、余裕持って釣りするにはカツオって意外とアリなのかも。
庄治郎丸も結構受付がしっかりしてたしカツオ釣りで利用する船宿としてはまた利用させてもらいたいな。
天候/仕掛け
- 天気:曇り
- 気温:26℃~28℃
- 風速:北の風6mのち1m
- 潮:0.5~0.8mのうねり、間隔約6秒、波高0.9m
- 仕掛け①:ハリス:フロロ16号2.5m、ハリ:エアロ伊勢尼13号、蛍光玉つき
- 仕掛け②:ハリス:フロロ12号2.4m、ハリ:KINRYU金ヒラマサ15号
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