良型マアジ×20+船宿おみやげタチウオ×2!!
1番小さい型でも25cmから、たまに30cmを余裕で超える大型も混じり満足!すべて活け締めしてるし、半日船でこの釣果は上出来かと!※太刀魚はもらいもの。
11:35堀ノ内到着
今回はふらっとアジを釣りに行きたくなったので電車で気軽に行ける半日船。新安浦の船宿には船釣りをはじめた当初はよく行ってたんだけど、毎回船長がイラッとさせてくる船宿だったので心の距離があいていた。
でも気軽にアジ食べたい…!と衝動に負けて久しぶりに新安浦へ!
せっかくなので船宿は初めて利用するところに変えようと思い、長谷川丸さんを予約。
予約時は落ち着いた応答で安心感があったので少し期待。貸竿と伝えると電動か手巻きか聞かれ、少し悩んでいたら「水深30~40mをやりますよー」と教えてくれて手巻きで行けそうと判断。このちょっとしたやり取りで他の船宿よりちょっと親切度高めかも、と思った。
早めに駅に到着したので歩いて船宿へ
出船は13:00だが例によってかなり早く到着してないとならないリスクがあるので1時間半前に駅着。船宿に電話してみるとなんと到着早すぎてまだ船が港に戻ってないとのこと。
12:00まで待てば迎えに行けるけど歩いても15分くらいかなーということだったのでコンビニによって昼飯を買ってプラプラと船宿まで歩いていく。
夏なら送迎大歓迎だけど、これだけ涼しくなってきたら多少の散歩は丁度良いかも。
船宿到着!料金を支払っていざ船へ!
船宿に着いたら受付へ。女将さんがてきぱきと対応してくれた。まずは乗船名簿を記載して、名前と住所をかきつつ貸し竿に加えてビシもレンタル、仕掛けも買いたい旨伝えると早速仕掛けをいくつか出してくれた。
ハリスが2号タイプのものや3号タイプのもの、それに3本針仕掛けと2本針仕掛けに分かれている。午前は大型のアジもかかっていたとのことなので2本針仕掛けの3号タイプを選択。市販仕掛けっぽい。
貸し竿も手巻きなので軽めのリールのものを選んでもらい、そのままビシと氷ももらう。ビシはクッションゴムがついているものとそうでないものから選べる。氷は船ではもらえないのでここで忘れずにもらっておく。追加の氷が必要であれば100円で買えるらしい。
アジ船は座席指定が特になく、早い者勝ちのようになっているとのこと。長谷川丸は他に太刀魚や真鯛をやっているので、どの船がアジ船が聞いて早速GO!!
13:00出船!アジを求めて20分ほど先のポイントへ
今日のアジ船は小型船。周りの人を見ながら準備
久しぶりのアジ。そう、ビシアジはコマセがアミエビじゃなくてイワシミンチなんだよね。これが結構臭いが強いんだよね~・・・思い出したよこの臭い。。
以前横浜の船で1回アジ船に乗ったときもイワシミンチだったな。これ結構臭いがあるんだけどこのコマセの煙幕に仕掛けが入ることでアジが食ってくるのでこの釣りには必須のアイテム。しょうがない。
周りの人がバケツを1人あたり2つ用意していたのでなんとなく僕も2つ用意。
やや小型の船なのでクーラーボックスを下に置くと開けられなくなるな。どうすっか。座るところに置くか。
道糸のサルカンからビシ(かごと天秤のセット)をつなげる。船宿で借りた仕掛けはクッションゴムも付けてくれていたのでそこから直接、購入した仕掛けを接続する。
針先に赤短(イカの粗みじん切りを赤紅で染色したもの)を1つずつ付ければ準備OK。ちなみに赤短は色が消えたりふやけすぎたりしない限り何回でもリサイクル可能な便利アイテム。
20分クルージングのち実釣開始!第一投目でアジGET!!
猿島からさらに沖へ向かい、アジの群れを探して船はさまよう。ストップ&ゴーをしながらようやくここ!というポイントに着いたらしい。
「はいどうぞ~。水深22m、2m~3mです」こんな感じのアナウンスでいよいよ実釣開始!
あまり釣れても帰ってからが困るからゆったり釣っていこう・・みたいなことを考えながらぼんやりしてたら着底直後に魚がヒット!
おおおおぉぉぉ?早くない?
結構上品だけどしっかり引きはあるアジ独特の引き。懐かしいな~と癒されつつ早速1匹目をゲット!
前半戦は基本の誘い方で攻める
釣りはじめは潮が緩やかだったので正直どんな誘いをしてもコマセ煙幕に針が入っていればすぐ釣れるような活性の高さだった。
着底したら50cmほど上げて、1回しゃくり、巻きながら戻してもう一回しゃくって巻く。1回あたりのしゃくる幅でビシの位置を2m~2.5mあたりに調整。ちなみに仕掛けの長さは2mなのでクッションゴムの長さも足すとおよそ2.3m。
なので2本目の針先は結構底すれすれにいってるかも。
隣のおじさんはアジ釣りがかなり上手そう。着底後2回大きくしゃくって止めてる。これで結構早めに反応でて釣れてる。
1m大きくしゃくり、巻いてまた1m大きくしゃくり巻いて、2m~2.5mあたりで待つ方式。この誘い方がアジと相性良いのか、3回仕掛けを落したらそのうち2回は必ずアジが釣れていたように見えた。
こっちは釣れるたびに神経締めしてるし、おじさんのような数釣りはできないなー、、でもアジが30匹とか釣れても困るからいいか。
潮が早くなってきてアジの反応が消失・・・
まったりアジを釣り続けているとだんだん道糸が斜めに入るようになり全く釣れなくなった。しばらく頑張ってみるも船全体でポツン・・・・・ポツン・・・・・と釣れる程度。
この時点でアジは10匹くらい。一番小さいものでも何にしても美味しく食べられる大きさなのでこれで釣れなくなっても良いっちゃ良いんだけど、気持ちもう少し釣りたいなー・・
船長から「潮が早くなってアジが散らばったので移動しますー」みたいなアナウンスが入り、猿島のすぐ近くまで移動。
猿島近くまで行き潮も緩やかに。ここでおじいちゃんの誘い方を真似てみた
また道糸がまっすぐ入るようになり、アジの反応が復活してきた。
だけど最初と違って中々食わず、アタリはでるもののしっかり針掛かりしない。たまに釣れたりしても上あごにかからなかったりスレ掛かりだったりということが続き、どうも針の棚がうまく合ってないのかな?と推測。
最初からずっと同じ棚、同じ誘い方をしていたので棚を50cm~1m上に調整してみる。
うーん・・あまり効果が無いな・・・最初にドバっとコマセを撒いてすぐにその中に針を入れる、、というのがアジのタイミングと合ってないのか?
ちょうど船の反対側で釣っていた超ベテランっぽいおじいちゃんの方からは安定して「バタバタッ」と釣れたアジが船で暴れる音が聞こえる。よし、おじいちゃんの釣り方を真似してみるか!
おじいちゃんの釣り方をじーーーーーっと見てみるとこんな感じだった。
- 着底後2m上げる(多分2m)
- 鋭く小さくしゃくる(50cmくらい)のを2回
- 待つ。
何ともシンプル。ビシを2mに固定し、そこで竿を2回振って待つだけだ。
本当にこれで釣れるんかいな?と疑ってしまったがとりあえず試してみる。2回しゃくって、後は待つだけ・・・・・・・・
・・・・・・・・
ググっと反応アリ!!本当に来た!?
真似して1回目で釣れたのでおじいちゃん釣法を繰り返してみると確かに安定してアジがかかるようになった。アジが掛かるのは2回しゃくってから10秒~20秒の間。これは最初の誘い方をしていた時とはかなり違う。
最初の誘いでは10秒以内に必ず反応があった。対しておじいちゃんの方法は長めに待つ必要がある。つまり、しゃくって出てきたコマセがゆっくり下に降りていき、10秒過ぎたあたりで丁度針がコマセの煙幕に入っていく。この10秒がおそらくアジが寄ってくるのに必要な時間なんだろうなー。そしてアジがコマセに寄ってきたタイミングが丁度針とコマセが同調したタイミングなのでうまく針掛かりする、という感じかも。
16:30頃終了。送りの車を待ってたら太刀魚のおすそ分けをもらう
おじいちゃん釣法を真似てアジを何匹か追加したら丁度時間になり沖あがり。ほどよい疲れと心地良さがあって気軽な釣りとしては大満足。
港からも割と近いので15分ほどで到着!後は受付に帰って送りの車待ち~してたら船長がクーラーボックス持ってきて「太刀魚たべるー?」
ギラギラに光ってる4本指サイズの太刀魚2本、いただきました!!
さすがに半日船ということもあり疲れもそんなになく、電車でゆったり帰宅。近場で良い船宿見つけて良かったなー。
今回の振り返り
アジはコマセと仕掛けの同調のさせかたも大事
コマセと仕掛けが同調すること、そして棚取りがアジ釣り一番の肝だけど、棚取りはまだしも同調のタイミングも大事というのは今回の学びだった。
おじいちゃん釣法はおそらく潮が緩いときに有効な誘い方なんだろうと思う。多分潮が早いと同調させる10秒の間にコマセがどんどん流れて行ってしまうのでは・・・
そして活性が高いときはコマセに即アジが寄ってくるので最初の誘い方や隣の人の誘い方が良いんだと思うんだけど、そこまで高くない今回の様なときはアジが寄ってくるまでの待ち時間を作れるおじいちゃん釣法が良さそう。
潮が早い時の対処法はまだ思いつかないけど、緩い時の誘い方は何となくイメージついた。
次回はもう少しアジをコンスタントに釣れるかもしれない!
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