相模湾コマセカツオの釣り方考察【仕掛けからエサから誘い方まで】【五エム丸】 2019/9/14 版

カツオ用リール船宿
こんなリールを使うらしい

初めてのカツオ釣りに備えて釣り方をしっかり勉強!!

9月には何かしら釣りに行きたいと思っていた矢先、相模湾といえばカツオ!という情報が入ってきた。

確かに以前調べた通り、カツオは旬の魚かつ9月に盛り上がる船釣りのターゲットだ。

よし、9月はカツオで決まりだー!!

ということで早速友人に連絡を取り、船宿もちょちょっと調べて五エム丸さんでカツオを予約。

初心者丸出しで電話したので「船釣りはしたことあるのか」「クーラーボックスは持っているか」から始まり色々と受付の方に聞かれ、初心者貸竿と言えども最低限用意が必要なアイテムも分かった。

今回は「コマセ」でカツオを狙うため、コマセでの釣り方をメインに考察している。

合わせてカツオが釣れたらどうやって保存したら良いかも調べ上げたが、別記事にしている。カツオの締め方や血抜きに関するノウハウはこちらを参照するとさらに安心。

カツオ釣り初心者でも最低限これは必要

まずは最初に船宿で「これは持ってきてね」と言われたもの。

それはズバリ釣り用グローブ!!

どうも取り込み時に活躍するらしい。カツオを取り込むとき、ハリスを手繰り寄せて魚を寄せるのだがこの時に強烈に走り出すことがある。

素手だとハリスでケガをすることがあるらしいので、グローブは必須アイテム。これは船宿にも無いのでちゃんと用意しておきたい。

カツオの釣り方は3種類

そもそもカツオってどうやって釣るの?から分かっていなかったので少し頑張ってWebで調べてみた。

カツオには「コマセ」「エビング」「ライブベイト」という3つの釣り方があるようだ。

  • コマセ・・・アミ五目のようにコマセにハリを同調させて釣る釣り方。
  • エビング・・・ルアーのような釣り。沖縄周辺の漁法を参考に生み出された釣り方
  • ライブベイト・・・活きイワシを使う。一本釣りやフカセ釣りといった釣り方。

今回の五エム丸は「コマセ」で狙う!!

このうち、今回五エム丸でお願いしているのは「コマセ」。コマセカツオとか呼ばれたりするが、船で餌釣りをする人であれば割と馴染みのある釣り方になる。

ちなみにコマセに同調させるのは潮の速さを見極めたうえでないと難しかったりするのだが、僕はそもそも潮の速さ見極めスキルが全くないのでコマセ自体が苦手だ。。

カツオ釣りはナブラ探しから始まる

コマセならイサキやアジ、アミ五目と同じ感じの釣りなのかな~?と思っていたら思わぬ違いがあった。

どうやらカツオ釣りはストップ&ゴーの釣りになるみたい。

基本的にカツオが密集している状態のナブラを探し、うまくカツオの群れが通ることを祈りながらの釣りになるのでこの群れを見つけられなければずーっとクルージング状態になる。

2時間ほどクルージングという日も珍しくないようで、ある意味ボーっと釣りを堪能できそうだ(笑)

その代わり、カツオの群れに近づけたら船長の合図に遅れることなく仕掛けを投入することが最重要になるので意識の瞬発力が必要になりそう

エサはオキアミ1匹がけが基本

エサはコマセとしての3kgのオキアミと、付け餌としてのオキアミを使う。

相模湾ではコマセのオキアミは上限3kgと決まっているようでコマセが切れたら釣り終了らしい。

付け餌としてのオキアミは尻尾を切ることは同じだが、通常の付け方よりももう少し丸まるように付けるのがポイントのようだ。

また状況によっては抱き合わせでかけたりする人もいるようだが効果のほどは不明。

ちなみに五エム丸ではコマセ代は基本料金に含まれている。船宿によってはLCCのように細かく料金設定しているところもあるのでちゃんと確認しておいた方が良い。

仕掛けはコマセの1本バリ

カツオの釣り方はエビングやコマセなどあるが、今回はコマセカゴのついた天秤仕掛けで1本バリで狙う。

エサとして使うオキアミはこの1本バリに付けて使うことになる。

ハリスとハリは結構自由度が高いみたい

天秤から先は人によって大きく差があるようだが、基本的にはハリス12号~18号で2m~3m、ヒラマサバリ14号~15号ほどの範囲になる。

・・・?12号~18号って全然違うんじゃないの…?って。

この範囲が広すぎてすーごい不思議なんだけれど、釣り動画を見ると20号越えのハリスで釣っている人もいたり、チヌバリで釣っている人もいたり、キハダ用のハリを使っている人もいたりと中々の自由度。。

要するに強ければ良いのか??

カツオはキハダと同じ船で狙うので、カツオも釣った後にキハダを狙うなんてこともできるらしい。キハダ用の仕掛けはハリス20~24号。キハダ用の仕掛けを使ったままカツオを釣るなんてこともできるかもしれない・・・??

ん~、調べれば調べるほどわからなくなってきそうなので、今回は船宿の仕掛けを素直に買うことにした!!

初めての時は船宿に教えを乞うのが1番!

オモリは重い方が有利かも

重りは100号~120号(五エム丸は120号)

基本船宿で指定されているが、カツオの群れに早く到達できることが重要になるので重い方が良いとされているようだ。また、潮が早い時はさらに重い方が良いという情報もあった。

サニービシなどのコマセカゴはオモリもセットになっているが、状況によって重さを変える必要が出てくるのであればコマセカゴとオモリが別になっているタイプの方が扱いやすいかもしれない。

誘い方のポイントはコマセとの同調

基本的にはコマセの中にハリを同調させて釣る、コマセ釣りの誘い方になる。

  1. 「指定の棚」+「ハリスの長さ」+「ちょい深め」に仕掛けを落とす。
  2. 「ちょい深め」分だけさっと一巻き。(仕掛けを馴染ませる効果がある)
  3. 大きくゆっくりしゃくってコマセを出しつつ巻き上げ、指定の棚にハリを持ってくる。
  4. しばらく待つ。この時ゆっくり竿だけ下げる誘いはアリ。
  5. 勝負は20秒ほど。20秒経っても反応が無ければ1,2mほど落とし込んで様子を見る
  6. ダメなら棚にハリを戻してもう一度竿を大きく上げて下げて、、また20秒。
  7. 反応なければ巻き上げてコマセを詰めて最初から。

例えば棚が20m、ハリス3mであればまず24mくらいまで落として1mあげ、竿を大きく上げてリールを巻きながら棚にハリをセット、という感じになる。

そして、最初に仕掛けを落とし込む時以外は糸フケを出さないのが結構重要。アタリを正確に捉える&しっかり合わせるためのようだ。

ラインのテンションは常に保つことを心がけたい!

カツオが掛かったら合わせてゴリ巻き!!

そしてカツオは向こう合わせではかかりにくい魚だ。

アタリがあったら即竿をあおって合わせを入れる。そしてしっかりフッキングしたらドラグを締めて、キーパーに竿をセットしつつリールをごりごり巻いていく。

ゆっくり余裕を持たせた瞬間に横走りしたりするのがカツオなので、オマツリ防止のためにもガンガン巻いて取り込むのが大事。隣の人と本当にオマツリしやすいらしい。。

これはイサキの時に良くかかるマルソーダでも経験済み。。一気に抜き上げるくらいのスピード感でやり取りしないとすぐに仕掛けごとダメにされた苦い記憶がよみがえる…(笑)

・・・と、今回の考察はここまで。後は実際に釣りをしてみて反省して釣り方をブラッシュアップしよう。

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