メバルの脳天締めは意外と難易度低め
自分の勉強がてら色々な魚での脳天締めのコツをまとめている「脳天締め」シリーズ、今回はメバル!
メバルはカサゴと同じようなところにいる根魚なんだけど、頭の周りが硬くも無いしそこまで棘も多くない。そして狙うポイントが非常に分かりやすいので失敗することもほぼ無いレベル。
よって脳天締めをするのはかなり簡単なお魚なはず!
ちなみに僕はメバルに関しては釣り始めてから今まで一度も脳天締めに失敗したことが無い。アジやほかの魚は慣れるまで何回かミスしてるんだけど、メバルはやっぱり刺し込む位置が分かりやすいっていうのが大きい。
揺れる船上であっても固定しやすい魚体だし、骨が硬いということも無いから刺さりやすいし。
・・・ということで、今回はこれからメバルを釣ってしっかり活〆にして持ち帰りたいです!という方向けに、メバルの脳天締めの方法を共有する。
この記事はこんな方向け
- メバルの神経締めをするときの位置を正確に知りたい!
- 神経締めのスキルを向上させたい!
メバルの脳天締めは横からがオススメ
メバルに関して今まで失敗したことが無い、というのは、いつも横から締めているからかも。(そういえばワイヤーを通すタイプの前から針を刺し込むのはメバルではやったこと無い。)
ワイヤーを通した神経締めをしない状態で10日寝かせても美味しく食べられた実績があるので、10日ほどの熟成期間にするのであれば、ワイヤーを通すことは必ず実施しなくても問題ないと思う。
ポイントは「頬骨」の線と側線の延長線がクロスするところ
エラブタの線ではなく、もう一つ頭部側にある線・・・名称が分からないので「頬骨」の線と側線の延長がクロスするところが正確なポイントになる。
写真は鱗を取った状態なので側線が分かりにくいけど実際に見れば一目瞭然なくらいに分かりやすいので心配しなくても大丈夫。
エラブタの線の延長ではなく、頬骨の線の延長ということだけは忘れないようにしておこう。
ニードルを刺したら前方へ
横から脳天締めをする時に良くする失敗が「針を魚に垂直に刺し込む」こと。メバルの脳は刺し込むポイントからやや前方に位置しているので、斜め前方に刺し込む。
↓ちなみにメバルは刺し込む位置を少し間違えても、その後の方向でしっかり前に針を刺し込んでいけば締められる。脳がどのあたりの位置にあるかイメージしながら刺し込めばOK。
魚の右半身から締めると食べるときに傷が目立たない
メバルに限ったことじゃないんだけど、魚丸ごとを煮付けや塩焼きで食べる時、頭を左側にするのが和食で一般的。
その時に脳天締めした際の傷が目立たないように、針を刺し込むのは盛り付けたときに裏側になる右半身にするとちょっと良い。
自分で食べるなら気にしなくて良いことだけど、ほかの人におすそ分けする可能性とかあるなら気にしておくと良いかも。
まとめ
今回のメバルの脳天締めはほかの魚に比べると結構あっさりした感じだけど、それだけ迷いにくさが無いということ。
これまで書いたことをまとめると、↓この4点をおさえておけばメバルの脳天締めは大丈夫かと!
- 10日くらい寝かせる想定なら横からの脳天締めで十分
- 刺し込む位置は頬骨の線と側線の延長がクロスする位置
- 刺したらやや前方に刺し込んでいく
- 刺し込むのは右半身にすると食べるときに目立たないのでオススメ
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