イナダを熟成して美味しく食べるなら5日を基準に寝かせた方が良い【8日目まで検証】

4日目。美味しくなってきました!食べ方考察
4日目。美味しくなってきました!

イナダの刺身ってどこかで美味しく化けたりしないの?

この時期相模湾では本当にあほみたいに釣れるんですよイナダ。

個人的にはそんなに美味しいとも思わないんですよイナダのお刺身。青物臭いし味は薄いし脂ものってないし食感が無駄に硬いし。ワラサくらいになると美味しいって感じるんだけどねー。

で、そんなイナダももしかして寝かせると劇的に変身したりするんじゃないの?

みたいなことを思うに至ったので今回8日目までイナダを寝かせて食べ比べてみることにした。

もしかしたら長く寝かせるほどに味わい深くなるのかもしれない・・・!みたいな期待をもってイナダの熟成にチャレンジ!!

この記事はこんな方向け

  • いつも食べてるイナダの刺身に飽きた
  • イナダ釣れすぎたのでゆっくり食べていきたい
  • これからイナダを熟成させようと思ってるけどいつが食べごろか調べておきたい

イナダの処理

今回使用するイナダは秋の相模湾で釣れた40cm~50cmほどのもの。

すべて釣れた後に活け締め&血抜きをして海水氷に放り込み、帰宅後2尾だけ津本式脱血と亜真空での氷温保存を実施した。

釣り上げた当日を0日目として、翌日を1日目、翌々日を2日目というカウントをしている。

※今回食べているイナダの5日目以降は津本式脱血と保存処理を行っているので、それ以外の保存方法で5日以上持つのかどうかは不明です。気を付けてください。

※この記事を読んで「よし!近くのお魚屋さんでイナダを買って試してみよう!!」と思って試したりしないように。水揚げ後の氷締めになっているイナダがほとんどだと思うし既に数日経過しているだろうし氷温冷蔵もされていないと思うので、日持ちしない可能性が高いです。

イナダ食べ比べ開始!

前置きはこれくらいにして、早速実食開始!!

0日目

かたい。

シコシコという感じでまさしく活け。それ以上の感想を持たず。

1日目

1日目。綺麗です
1日目。綺麗です

あ、うまい。旨味と酸味と青物っぽい独特の香りというか臭みというか。そして脂はもちろんのってない。食感はややかため。

これぞイナダよ。

鰤とは全く別物の魚と言われても信じるレベルで全然味が違うよね。やっぱり。

そして不思議なことに数切れでもういいかなってなるんだよね。まずいわけじゃないんだけど。

別にそこまで美味しいってわけでもないからなのかなぁ?

2日目

2日目。1日目とあまり雰囲気変わらず
2日目。1日目とあまり雰囲気変わらず

2日目よりちょこっとだけ美味しくなってる気がする。身が少し柔らかくなって旨味が出てきたような?

ついでに塩イナダも試してみる。

あー、まあほんのり塩入ってるだけあって旨味の分かりやすさは増したよなー。あとは身が少しねっとり感出たかも。ついでにほんの少し臭みも出たような。醤油つけたら気にならないけど「絶品!」とか「超美味しい!」って言うほどではないよな。

イナダだし。

4日目

4日目。美味しくなってきました!
4日目。美味しくなってきました!

今日食べてみるのは塩イナダ。2日目で食べたものの残りの半身分。

塩ブリと同様に、塩して寝かせた魚特有の香りは出てきているものの明確な臭みみたいなのは薄め。さっそく切って食べてみる。

写真

あー、すこーしアジみたいな味が出てきたかも!!

醤油や生姜を少しつけると気になるような臭いもほとんどなくなって結構美味しい。これは小葱とかの薬味が合う味になってきた!

5日目

ここからは脱血処理したイナダさん。

1日目と比べるとややくすんで見える
1日目と比べるとややくすんで見える

見た目、臭いともに問題なし。軽ーく塩をして2時間ほどおいてから食べてみる。

5日目。ここが一つのピークかも。
5日目。ここが一つのピークかも。

おお、ようやく・・・!!

ここにきてようやく他の魚のお刺身と同じくらいの美味しさを感じる(笑)

青物っぽい臭いはあるけど変な臭みはなし!旨味も良い感じに普通になってきた!食感も硬すぎず柔らかすぎずで丁度良い!!

一番似てるのは3日くらい寝かせたマアジのお刺身。結構美味しいですね~。

というかイナダは気長に待ってようやく普通の味わいになるのか・・・。

6日目

5日目に捌いたイナダの片割れを食べてみる。

6日目
6日目

おお、5日目よりもうちょい旨くなってる?・・・いや、なんか雑味も感じるっちゃ感じるな。。

食感が一番変わったかも。噛み続けると少しトロっとするというか熟成させたぜ!みたいな雰囲気になってきた。

それでもこんなもんかって感じだけど(笑)

7日目

7日目からは最後の一尾。

早速捌いてみるとちょっと臭いが感じられる。柵どりしたあと流水で洗って、軽く塩して脱水してからお刺身に。

7日目。柔らかい
7日目。柔らかい

おー、6日目より食感が柔らかい気がする。尾の方は臭みがあるけど頭側は問題ないみたい。雑味は少なく、醤油をつけるとまあ美味しいと思える。

でも5日目の方がトータル美味しかった。

8日目

7日目の骨付き半身を捌いて食べてみる。

身の端の方が色が変わってきていてトリミングが必要になった。臭いも7日目より強いなー。

ここまでくるとあんまり刺身で食べたくないなー・・・と思って、腹側と背側をそれぞれ少しだけ食べてみる。

まず醤油をつけずに食べると、、ほんのりスーパーの魚のような古くなった臭い。つづいて醤油をつけると臭いは綺麗にかき消されてまぁまぁ美味しいと言えなくもない。

あ、でも後に残る風味はやっぱり古い感じだな。

これは生食しない方が良い気がする(笑)

そして写真撮り忘れた。。

まとめ:5日目くらいが美味しい&安全みたい

今回のイナダのお刺身食べ比べ、簡単にまとめてみる。

  1. 2日目まではあまり変わり映えしない味わい。釣り人が良く知るイナダの味。
  2. 4日目あたりから身に味が出始め、5日目と6日目がピーク。
  3. 7日目以降は臭いが気になる。

ということで、イナダを少し柔らかくして寝かせた美味しさを味わうなら5日目!!

単純に僕の脱血処理と保存がうまくできてなかったのかもしれないけど、7日目以降はお腹を壊すリスクが感じられるので良く加熱して食べるかその前に加工して冷凍しておくとかが良さそう。

それにしても、5日も寝かせて塩締めまでして3日目くらいのアジと同じ美味しさとは・・・

イナダ。恐るべし。

お刺身以外の食べ方も調べてみた

ところでイナダがたくさん釣れたら刺身にも飽きると思う。

そんなあなたへ!15通りのイナダの食べ方も調べたのでご参考にどうぞ!!

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