11月の釣りはヤリイカ狙い
新鮮な活イカの美味しさを我が手に!!
片瀬漁港の直売所でも鮮度の高いイカは手に入るのだが、高鮮度なイカの美味しさを覚えてしまったがために1度釣りもののイカを味わってみたい…!!という欲求が抑えられず晩秋に釣れるイカを探してみることにした。
当日水揚げのイカがあれだけ美味しいのだから釣って活け締めにしたら、とか、うまく活かしたまま持ち帰ることができたらとか食への妄想が捗ってしょうがない。ヘヘヘ…
冬はヤリイカの季節
関東ではスミイカ、スルメイカ、アオリイカ、ヤリイカ、たまにマルイカ(ケンサキイカ)が獲れる。
10月~来年3月頃まではヤリイカで出船する釣り船が多く、寒くなるに従って相模湾から東の洲崎周辺までヤリイカの分布が広がるらしい。
つまり、11月なら相模湾、東伊豆あたりの船が良さそうだ。
→ということで今回はおおもり丸でヤリイカを狙うことにした!
イカ釣り最大の特徴はエサを使わないこと
スッテとプラヅノ
陸からでも沖からでも、イカの餌釣りというのは聞いたことがない。外道でかかることはあるものの基本的には疑似餌を使った釣り。
そして船でのヤリイカ狙いではスッテとプラヅノという疑似餌を使う。プラヅノだけということもよくあるみたいだ。
スッテ・・・アオリイカ釣りに使う餌木の小さいバージョンみたいな形の疑似餌。布が巻いてあったり糸が巻いてあったりする。
プラヅノ・・・カラフルなプラスチック棒にハリのついている疑似餌。ヤリイカの場合は11cmがメジャー。
船釣りでは基本的にプラヅノ5個~10個ほどが胴突き仕掛けのようなイメージになっているのがイカの王道っぽい仕掛け。この仕掛けでスッテを1つくらい混ぜたりして狙う。
プラヅノを使った仕掛けは直結とブランコの2種類
プラヅノの仕掛けは2種類。直結とブランコだ。どちらにもメリットデメリットがある。
直結仕掛けはハリスに直接プラヅノをつけていくもので、ブランコ仕掛けはハリスからエダスを出してプラヅノを連結するもの。
初心者はブランコが良いらしい
ブランコ仕掛けの特徴として、勝手に海中で揺れてくれるので特に特徴的な誘いを入れなくても常時以下に対して誘いをかけている状態になることだ。
つまり、イカ釣り特有の操作に慣れていない初心者が使ってもある程度自動的に誘ってくれるのでアタリが来る確率を上げやすい。
僕はガチガチの初心者なので、、船宿が用意している仕掛けを使ってみるつもりだが選べるならブランコで行ってみたい気持ち。。
サバを避けるためには直結が有利…?
しかしブランコ仕掛けにも弱点がある。
それはサバの猛攻にあいやすいということ。ある程度自動的に誘いがかかるということはそれだけ外道に対してもアピールしているということであり、サバが多い時には直結仕掛けの方が断然優位に釣りを進めることができるらしい。
サバからプラヅノを外す道具も市販されてる
ちなみにサバにプラヅノを飲み込まれた場合はサバを即殺してそのまま内臓抜き取りコースになることがあるらしい。。釣針と違ってプラヅノはハリが輪っかのようについているので飲み込まれると非常に厄介なのだ。
サバが少ないなら手間ではあるが釣れたサバをせっせと処理するでも良いが、数が多くなるとそんなことやってられなくなる。
そういうときのために↓こんな便利道具が用意されているらしい。
見てみると結構シンプルな原理だが、1つ持っておけばサバから瞬時にプラヅノを外すことができるのでかなり有用とみている。
直近の釣果でサバという文字が躍るようになったら購入必須と考えておきたい。
誘いはストンと落とし、乗ったら合わせて高速巻き上げ
ヤリイカが乗るのは落とした時が多い
ヤリイカの誘いで一番乗ることが多いのは着底した後。ここで乗っていると、竿を上げた後、重さを感じる。
重さが無ければ少しずつタナを上げて行ったりして誘いながら探るが、しばらく誘ってもアタリが出なければ一回20mほど一気に巻き上げてからまた着底させる。
この方法でイカが一番乗りやすい状態で誘いをかけられるので、細かな誘いが良く分からんというときは何も考えず20m一気に巻き上げてからまた一気にストーンと落とす方法を採用したい。
重さを感じたら聞き上げのように軽くあわせてから電動巻取り開始。速さは結構早めとのこと。どのサイトにも共通して書かれているのは「高速で巻き上げてバレてしまうイカは低速で巻き上げてもバレるイカである」というもの。
しっかり乗っていない、、例えば足の先だけ掛かっている状態だった、という場合は低速でも高速でもそのうち外れてしまうらしい。
なので、しっかり乗せたらあとは高速で早めに巻き上げることが大事。
釣れたらイケスかそれとも即締めか
海水+酸素で生きたまま持ち帰る事もできるらしい
今は基本的に即締めしてビニール袋に入れてクーラーボックスの流れだと思っている。
ただ、色々な人の釣果ブログを見ていると酸素を充てんしたうえで海水に入れて活けの状態というより生きたまま持ち帰る事も可能だとか。
イカは締めたばかりの超高鮮度でも美味しいと思うのでたくさん釣れたら試してみたい!!
活け締めするなら函館の漁協で使われてる道具がオススメ?
そして活け締めにも色々やり方があるようだが、一つ気になっているのはこちらの道具。函館の漁協で実際に活け締めに使われているもののようで、動画をみる限りまさしく瞬殺。
ただ、神経を剥離するだけらしいので脳天締めもあわせてちゃんと実施してやりたい。
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