4月は釣り物に困る時期かも・・・
暖かくなってきたし、そろそろがっつり釣りの季節!4月に入ってくると釣りたい欲求が超高まってる。
でも今だに黒潮の大蛇行は収束しないし、海の状況は豊漁だったころからは程遠い雰囲気みたいだ。
もともと2月~3月は魚が少なくなる時期のイメージがある。日本海側でも冬枯れで漁獲量が著しく減っている漁協も見られていて、4月に入ってからようやく回復してくるような傾向。
関東でも釣り物はいまいちパッとしないというか・・・夏ならイサキ!秋なら青物!冬ならキンメやヤリイカ!といったように「この季節ならこれ!」といった代表的なお魚があまり思いつかない。
2月下旬から3月にかけてはメバルが旬(釣り物として)だけど、ここ数年はメバルもまったく数釣れてないし、五目釣りでいろんな魚をちょろちょろと楽しむくらいしかないのかなぁ・・・
前回のヤリイカではしっかり船酔いもしちゃったし、今年の2月はそもそも釣りにも行けてない。
そろそろ魚をしっかり釣りたいぜ!ということで4月に出ている釣りものや旬を整理してみる。
相模湾エリアの4月の釣り物はおよそ6種類がメインどころ
千葉の南房はちょっと遠いのと、東京湾の釣りものは下手すると魚に臭いがあって食べても美味しくない&危険な気がしてしまうので、しばらく船宿は相模湾にフォーカスしていこうと思う。
ざっと知っている船宿の釣りものを調べてみると…大体6種類なのかな?
- アジ 3月~8月が旬らしく、7月には子持ちになる
- ヤリイカ・スルメイカ ヤリイカはシーズン終盤のはず。ムギイカにはまだ早い。
- アマダイ どうも相模湾で釣れるサイズは小さめが主体?
- 根魚五目 キンメ主体に釣れている。メダイやクロムツも狙えるが潮次第。
- マダイ 2月~5月が旬らしいが、そもそも釣れる数少ない
- LT五目 なんでも釣ってみようぜという釣り。
アマダイ・・・そろそろシーズン終わりになりそうなので4月はやってる船宿少ないかも。そして前から気になってたんだけど相模湾のアマダイって小さいのが多いような…そこまで20cm前後のアマダイを釣ってもちょっとしょうもない気がする。
根魚五目・・・1月くらいから始まり毎年5月までは続くので4月にわざわざ狙っていく必要もなさそう。濁り潮が入ってからが本番なので日頃の釣果をよく見ていれば釣りやすいタイミングで狙えるかもしれない。クロムツ食べられるのは貴重だから5月あたりに狙えると嬉しいかな~
マダイ・・・釣れれば華やかな魚なので結構好きなんだけど、今は養殖物もあるし東京湾のクセのあるマダイで家族からは敬遠されてるうえに数も釣れるわけではないので今回はやめておこう。
LT五目釣り・・・結構良いかも。相模湾の外になるけど洲崎沖あたりを狙ったりしてる近場の船もあるし、相模湾でのイナダ五目とかライトウィリー五目とか特定の魚を選ばずに楽しむというのも釣りとしては面白そう。ただ最近数釣れるということをあまり聞かないから安定しているかとか、十分な釣果を上げられるかって考えると二の足を踏んでしまう。
イカ・・・うーん、、、、前回のイカ狙い、楽しかったけど船酔いしたのもあってちょっと消化不良なんだよな。そしてどうせ釣りに行くなら久しぶりにクーラー満タンレベルの満足感を味わいたい。
アジ・・・そう、久しぶりにクーラー満タンを味わえる可能性が一番高いのがこの魚。最近全く釣ってないし、時期が合うようなら十分ありな魚だ。旬には入っているようだけどピークはこれからなのかな?
さて、イカリベンジか、、アジ、か・・・?
ラストシーズンのヤリイカをもう少し考えてみる
南房のヤリイカは調子悪くない
前回新盛丸で向かった白浜沖のポイントはヤリイカの気配が抜群に濃厚だった。湾外になるので超荒れやすい海だけど、釣果を見れば毎日竿頭は30を超える数を釣っていることが多い。
なので南房まで攻める船宿であればヤリイカラストで挑戦してみる価値はありそう!
洲崎沖はスルメ混じりでぽつぽつ釣れてる
一方で三浦半島から出る船宿は洲崎沖周辺がイカ狙いのメインエリアになっているみたい。釣果をみると竿頭でも10~15くらいの日が続いているみたいだけど、ここではスルメイカも混じってくる。
ヤリイカと違って肝が太く身も厚めなので食べ応えをしっかり感じられるのがスルメイカの良い所。ヤリイカの柔らかい食感とスルメイカのガツンとした食べ応え両方を期待するなら洲崎沖を攻める船宿で行ってみるのも一案だなー。
懸念は時化具合
洲崎沖はまだしも南房はやはり時化やすいのが一番の懸念。
船酔いすると折角の釣り時間の大半が修行…というより苦行のようになる。喜んで船酔いする人は一人もいないと思うが、自分は特に船酔いしやすいのでヤリイカがしっかり釣れるとしてもちょっと厳しいなぁ。
前回の船酔いで、南房エリアは波が1.5超えたら船酔いリスクが超高くて風も吹きやすいことが分かった。この時期春一番みたいな強風の日も結構続くので南房でヤリイカ狙いに行くなら相応の覚悟が必要かも。
旬の魚と安定感で狙うなら断然アジか!!
相模湾のアジは3月~8月が旬
安定した釣果と言えば常に第一線にいるのがアジ。東京湾では通年で、脂の乗りが凄まじいアジがめいっぱい釣れる。
では相模湾のアジは…?というと、神奈川県の公式サイトに旬の情報がのっていた。3月~8月が旬とされているようだ。
一方で、相模湾のアジに白子・真子が入って来るのが大体7月頃という釣り雑誌の情報に記憶がある。
ということは、相模湾のアジは6月あたりは栄養を蓄えるため特に食いが荒いはず。ただしその栄養は白子や真子に回されるので、もしかすると身自体の美味しさはそこまでではなくなっているかもしれない。
3月~5月中旬くらいまでであれば、まだ栄養を蓄えようとはしていないはずなので身自体に脂がのったり美味しかったりとアジの身の美味しさを味わえそうだ。子持ちになっておらず、かつ身が美味しい4月。アジの身を美味しく食べたいという目的で狙うにはバッチリなのでは!
例年通りであれば3月中旬から濁り潮になるはず
コマセを撒いて釣るビシアジ釣りは潮が濁っていた方が釣れるというのが定石と聞いたことがある。
金目鯛やクロムツなどの根魚系も濁っていた方が釣れるし、昨年6月のイサキは澄潮で泣かされた記憶がよみがえる・・・。
さっさと濁り潮になってほしいものだけれど、例年おおよそ3月中旬から濁り潮になりやすいらしい。そうすると、今年も4月からアジを狙うには釣りやすいコンディションというわけだ。
実際の釣果を見ながら、徐々に調子が上がっていくようであれば安心材料として考えて良さそう。
二宮沖の瀬の海より秋谷沖の方が安定してそう
濁り潮になることが4月アジのおすすめ度を上げる。では相模湾のどこのアジスポットが良さそうさとかあるのかな?と思って各ポイントの釣果を調べてみると、ここ数週間ほどは二宮沖よりも秋谷沖の方が安定した数の報告がされている。
地図で言うと大磯沖に位置するポイント。二宮沖の瀬の海と言えば厳寒期でもアジが釣れてくれる超優秀なポイントというイメージだが、最近はあまり釣果がよろしくないようで10数匹で終わることも多いようだ。
一方で三浦半島の西側に位置する秋谷沖のポイントでは釣れているアジの数が20匹以上のことが多く、最近では秋谷沖の方が優秀に見えている。
となると、船宿は秋谷沖のアジを狙うところを選べば結構数が期待できるかも。
まとめ
相模湾で4月に狙える釣りプランは多彩なものが用意されている。
そろそろ終盤になるヤリイカが割と好調で、アジも安定して釣れているエリアがあるのでこの2種類は今年の4月ターゲットにしても良さそう。
イカリベンジか、美味しいアジの数釣りを楽しむか・・・釣り友と相談だな!
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