釣りに行けないならお魚を取り寄せればいいじゃない
以前自粛期間中もそんなことを思って衝動的に鮮魚取り寄せたような気がする。
今回は釣りに行こうとしてた日の海がピンポイントで時化予報になってしまって断念したので鮮魚でカバーするしかあるめえ!という気持ちで再度衝動的にポチってしまった。
釣りに行かなくても釣りに行った感を味わいたかったので安定の九石大敷さんでお願いしました。
サワラってやっぱり超美味い魚だと思う
いつ頃だったかもう忘れちゃったけど、鮮魚セットに入ってたサワラが全身中トロみたいでとんでもなく美味しかった時があって、それからサワラの虜になっている。
昨年の秋ごろ、どうしてもサワラの炙り刺しが食べたくなって一本。もちろん期待通りの美味しさ。
そして今年の冬にも日本海からサワラ(サゴシ)が入ってきたんだけど、サイズが小さくても脂がのっててめちゃくちゃ美味しかった。
やっぱり秋から春にかけてのサワラはいつでも美味しいよなー!!サバやアジと違って臭みも出にくいし鮮度が良ければ身割れもしないし、あー、また食べたいなぁ・・・と思ってるうちにサワラが強烈に食べたくなり、今回の鮮魚セットではサワラ第一希望で頼んでみた。
そろそろサワラもラストシーズンになる時期だけど、小田原あたりでは大漁になってたりするしサワラはまだまだ楽しめるはず!
今回は3種類!!
そしてポチってから数日後、九石大敷からの納品情報がメールされてきた。内容を確認すると・・
- サワラ
- イシダイ
- マダイ
来たぜサワラ!!そしてなんと3種類!!ラインナップがもう完全に精鋭部隊!!!!
サワラは間違いなく美味しい&刺身が至高の美味しさだし、イシダイといえば磯の王みたいな高級魚、マダイもサワラと同様にどうやって食べても美味しい超王道な白身の高級魚。
サワラは鮮度が落ちないうちに刺身でしっかり堪能するとして、白身のイシダイとマダイは2日か3日ほど落ち着かせてから食べると良いかな。
過去最大級のサワラが来た!!
届きました、鮮魚セット!!
イシダイ35cm、マダイ45cm、サワラ80cm超・・・デカい
早速下処理。
イシダイはしっかり脂がのっていて味も期待できそう
まずはイシダイから。体表にぬめりがあり、鮮度が良い証拠!
鱗が強いのですき引き推奨な魚だけどチカメキントキと比べれば全然鱗取りと包丁でもいける。
お、捌いていると出刃にしっかり脂がついてきた!!お刺身は結構期待できそう。
マダイはさすがの安定感
マダイというとどうしても東京湾の臭いのある過去釣ってきたマダイを思い出してしまうんだけど、今回は変な臭い一切なし!!
そして鮮度が良いことのバロメーターでもある若干のぬめりを持っている。さすが。
捌いていてもどことなく美味しそうな天然の香りがあって「良い魚だな」と思える。
サワラの貫禄やばい
そして最後にサワラ!!
この胴体の丸々っぷりよ・・・素晴らしいぜ・・・!!
途中仕事に呼ばれて少し時間があいてしまったからか、目が微かに濁ってきてるけど、体は硬直状態のまま。そして捌いてみても身割れ一切なし。
言うこと無し!!
今回の鮮魚セットで作ろうとしているレシピ
今回の鮮魚セットもさすがの九石大敷という内容。魚はすべて超高鮮度かつ血抜きが施されている状態で、釣ってきた魚に一切引けを取らないレベル。
すぐに食べきらないといけないということが無く、ゆっくり頃合いを確かめながら食べ進めていけるのも処理がしっかりされている魚だからこそで、改めて九石大敷の鮮魚セットは良いサービスだなと思った。
↓現時点で今回の鮮魚セットで作ってみようと思ってるレシピを列挙しておく。鮮魚セットを頼んでみたいけど、それぞれどんな風に食べると良いのかアイデアが浮かばないという方もいたので、参考までに。
足の早いサワラはすぐに食べない分を手早く干物へ
今回のように大きなサワラの場合、個人的に一番美味しいと思うのは炙り刺身。初めて食べたときは衝撃的な美味しさだったのを覚えてるほどで、あの時からサワラを見る目が変わった。
刺身の次にオススメなのは届いた当日中に塩焼きやムニエル、ポワレ、鍋など加熱して食べてみること。上品な白身のような味わいにプラスで食感がふわっとしていて、まさに高鮮度の時しか味わえない美味しさ。2日目になると身が落ち着いてきてしまう。
そしてサワラは足が早め。3日くらいまでに食べきれないだろうな、と思う分は早めに薄味の一夜干しにして冷凍しておくと便利。そのまま焼いても抜群に美味しいし、サワラの一夜干しはサバのように青魚特有の臭み出さないので鍋など、煮込み料理の具材としても使える。
- お刺身
- 炙り刺し(たたき)
- 海鮮丼のネタ
- ポワレ
- フィッシュティッカ(タンドリーチキンの魚バージョンみたいなやつ)
- 一夜干し
- サワラのアラ出汁味噌汁
- 出汁がらでサワラでんぶ
- 白子唐揚げ
真鯛は余すことなくその美味しさを食べつくしたい
マダイはどう調理しても美味しいし、鮮度落ちがゆっくりな魚なので食べてみたい食べ方を全部試してみても良いかも。
せっかくアラやカマが取れるので、素焼きにしたうえで鯛めしを作ると最高に美味しい。それに昆布との相性が抜群なので昆布締めもオススメ。昆布締めにすると日持ちするようにもなる。
- お刺身
- 昆布締め
- 海鮮丼のネタ
- 鯛茶漬け(博多風)
- カマとアラを使って鯛めし
- 兜煮(真子も一緒に)
- マダイのバターフィッシュカレー
石鯛はまずお刺身で磯の香りの強さを把握する
イシダイはあまり食べたことが無く、どんな食べ方がマッチするのか僕自身探り切れていない。ただ、シマダイと呼ばれる幼魚は釣りでも鮮魚セットでも結構食べたことがあって、小さいのに身にしっかり味があって美味しい魚だ。
身質が非常に強く、すぐに食べると硬いので2日~3日ほど寝かせてからの方が食べやすい。
そして、以前イシダイを食べたときは煮付けで磯っぽい匂いが強く出たのを覚えてる。今回も磯っぽい匂いが強いなら、加熱するよりは刺身系で食べ進めた方が良いかも。加熱するならスパイスを効かせたり、レモンやスダチなどの香酸柑橘を合わせるといった工夫が必要になるかもしれない。
今はそんなにレシピのラインナップを考えてないけどまずは刺身で食べてみて、今回のイシダイがどんな感じか捉えてから、この後どう食べるか考えるつもり。
- お刺身
- 海鮮丼のネタ
- アクアパッツァ
・・・という感じで、とりあえずイシダイをサワラと一緒に炙って海鮮丼にしてみた。お店で食べるといくらするか分からないような豪華&マニアックな丼ものを作れるのも鮮魚セットの魅力の一つ!!
今回のお魚も楽しませていただきます。
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