難しい釣りだったけど良型釣れたからOK!!
釣果はクロムツ30cm~41cmの4匹!!
他、ゴマサバが7くらい上がったけど持ち帰りは4匹。
前回のイサキに負けず劣らず難しい釣りだった…
人気の釣り物だからなのか、、座席取りの難しさよ
早めに着いても場所がほぼとられている
萬栄丸の席はボードから番号の着いたペットボトルのフタを取っていく方式とのこと。
結構早い時間に取られてしまうようなので今回は出船3時間前の14:00到着を目標にして動くことにしていた。
渋滞に巻き込まれつつも14:30に気持ちの良い風が吹く片田舎の港へ到着。
萬栄丸の案内看板に従って進んでいくと受付を発見。結構良い雰囲気でテンションが高まる。
そしていざ、座席のボードを確認!!
ん?クロムツは残り4席・・・?
17:00出船でしょ?今まだ14:30だよ・・・?
幸い隣同士の席が空いていたので一緒に来ていた友人と2席分を取って席を無事確保。
席取りの難易度高すぎる(笑)
仕掛けを購入して乗船。のんびり準備を始めつつ海が気になる
仕掛けとオモリは結構お買い得
16:00頃になると乗船する人たちが見えたので早速受付。貸し竿の旨を伝えて、ペットボトルのフタを渡して、連絡先とかを記帳して、釣り座に案内してもらって…
料金は前払い制だが仕掛けやオモリは釣りしている間も購入可能だ。
仕掛けは3本バリ×3セットで1000円、オモリ150号は1個500円。少なくともオモリはここで買った方がお得だし、仕掛けも3セットで1000円であれば市販のものよりリーズナブルなイメージ。
そしてなんと綺麗なタオルが配られた!!サバを扱った後に手を拭くように使っておくれとのこと。これはちょっと嬉しいサービス。
ついでに氷もクーラーBOXに入れてもらい乗船。
友人に作ってもらったハリの固定アイテムである磁石板もつけて準備万端!!
釣りポイントまで1時間ほどだが海の状況がすごく気になる
まだ日が明るいうちに出船した。釣り場まで1時間ほど船を走らせるようで、その間はのんびり昼寝タイムとなる。
しかし今回最大の懸念事項が…。風速予報がなんと南西9m。。
東京湾相模湾ではかなり波に影響を与えやすいと言われる南風。釣りにくさもあるが何より船酔いが一番の心配…。
昨年12月、地獄の伊豆キンメを思い出してしまう。あの時は釣りができる海ではなく船酔いも交じって結局2回投入しただけで釣りを止めて、ずっとデッキで寝込んでいた…。
風の事は前もって分かっていたので15:00にアネロンを1錠、出船直後にトラベルミンを1錠服用しておいた。
船酔いに聞く薬と言えばアネロンが一番有名だが、これでも酔ったことがあるので今回少しでも気持ち悪くなったら躊躇なく横になる覚悟はしておこう…。
いざ、釣りを開始!!潮が速い!!!
釣り場に到着するも意外と波風が落ち着いている
いざ釣り場に到着してみると、風は強いし確かに波も結構沸いているものの船酔いする感じではない。
というか伊豆キンメの海と比べると荒れているという表現すらおこがましいレベルで落ち着いてるなー。
これなら釣りになりそうだな、と一安心しつつ準備を開始。
18:00になり、いざ実釣!!(でも念のためここでアネロンをもう1錠飲んでおいた)
上層の潮が速くて仕掛けがどんどん流されるー
「潮が速すぎ△%●□」と船長のおじいちゃんがアナウンスしていた通り、潮がめっちゃ速い。
ブザーが鳴るとそれが仕掛け投入の合図なのだが、ここで一斉に仕掛けを投入するらしい。
そして潮が速すぎるため複数回の投入は禁止とのことだった。中乗りさん(助手的な立ち位置のスタッフのこと)に念のため聞いていたので次の流しをまっていたのだが、他の人が2回目を投入してしまったらしく船長から怒られていた(笑)
→本当は船長が先に「2回投入やめてね~」とアナウンスしておいてくださいよという話だと思うけどね。
ゴマサバがちらちらと上がる中ようやくクロムツ1匹目!!
釣り始めて1時間ほど、ようやく強い魚信!!
底から10mまで、誘いながら探ってみると何回かゴマサバがかかる。
健康に良い食材なのでささっとサバ折りして血抜き&クーラーBOXに入れつつ本命を待っているとあたりも暗くなり始めた。
そして19:00頃、其処から3mでようやくガガっとクロムツっぽいアタリが。
少しだけ聞き上げると竿先が一気に曲がったのでそのままロッドホルダーに固定しつつ巻き上げ速度をMAXへ。
ようやく今日の1匹目確保!!!
20:00頃、ようやく潮が緩み始めるもオマツリ多発で萎える
しっかり暗くなって船のライトが全体的に点き始めた。
このあたりで潮の速さが落ち着いてきた場所に移ったのか複数回投入OKとなる。
が、魚がかかってMAX巻き上げをすると8割ほどの確率で右隣の酔っぱらいおじちゃんとオマツリが多発してしまう。
なぜか右隣とだけオマツリしまくっていたので良く見てみると仕掛けを着底させたまま流している…こまめなタナの確認は必要だがおもりが何回も勝手に底について糸ふけが発生させる状態でオマツリが発生しないわけがない。
案の定、中乗りさんからも指導を受けていた…。
オマツリのおかげで無駄にオモリを無くし仕掛けも付け替える必要が出てしまいテンションがやや下がってくる。うーんむ・・・。
タナが広くて狙いが定まらず苦戦しつつ時間切れ
1回目の投入と着底してからの巻き上げが丁度良い誘いになっていたかも
右おじさんとのオマツリとも格闘しつつ、今夜はクロムツのタナ自体が広がっているらしくうまくかからない。
何回かアタリがでるもののハリ掛かりまではいかず、クロムツにもう一息食わせるための誘いをかけられずに苦戦。
そうこうしながらもなんとなく釣り方の正解?っぽいものを感じ始める。
1回目の着底から一気に3mくらい巻いてじっとしたら数秒でアタリが出て、少し聞き上げてハリ掛かりを確認後に速度MAX巻き上げという流れだ。
この釣り方でさらに2匹追加、さらに1匹かかったが巻き上げ途中にバレてしまい惜しくも逃がす。
この時釣ったクロムツが40cm超えの立派なやつだったのだが、口のすれすれにハリ掛かりしており、やっぱり食い自体も浅い日だったのかな?と推測。
船長指定のタナは底から20mまで
船長から20mまで広く反応が出ているとのことだった。
基本は2m~5mだが上の方も探さないと釣れないとアナウンスが何回か出るも、上の方ではアタリすら感じられず苦戦。
3mから自動巻き上げの最低速度でゆっくりタナを探っていくと1回だけ8m付近でクロムツが掛った。
やはり浮いているのは間違いなかったが、今回はこれ以上上層でのアタリは出せずに終了となった。
今回の振り返り
夜釣りは釣りはしやすいが妙な釣り客も多いというデメリットがある
今回はこれが1つの発見。
夏場の夜釣りは涼しくて良いのだが、反面、他の釣り人の迷惑になる行為を認識できない酔っぱらいも出没するということ。
右隣の酔っぱらいおじさんに苦しめられたのが結構苦い思い出となってしまった。
少しでも良い思い出にしたいので、やっぱり数釣れる時期を狙って行った方が良いのかもしれない。
釣れない時のクロムツには誘いが有効なのは間違いない
萬栄丸のクロムツ釣果はクーラーBOX満タンが多い印象だったので4匹という貧果に終わるのは予想外だった。
こういう時こそ釣り人のスキルが試されるが、今回の釣りで成功しやすい誘いがなんとなく見えたものの、これが正解だ、、という確信にまでは至らず。
少なくともじっと待つだけでは釣れない状況にあったので、次回も反応が鈍かった場合にそなえてもうちょい考察してみる必要がありそう。
帰りは遅くなること必至
そして。
自宅まで1時間半~2時間かかる。ちなみに今回は自宅到着はAM3:00。
さすがに疲れたので次行くときは翌日ちゃんと休めるプランにしよう。。
天候/仕掛け
- 天気:晴れ
- 気温:27℃
- 風速:9m
- 潮:中潮、0.5~0.8mのうねり
- 仕掛け(船宿仕掛けを使用):幹糸:フロロ10号(枝間150cm)、ハリス:フロロ8号(75cm)、ハリ、ムツ針17号、3本バリ
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