釣ったカツオは内臓もしっかり味わおう!!
大漁になるとどうしても刺身や煮付けが多くなりがち
釣りの当日や翌日、刺身や寿司、塩焼き煮付けに唐揚げなどどうしてもおかずが魚メインになると思う。
もちろん良い状態で持ち帰ることが出来た魚は購入したものとは比べられない美味しさがあるし、これは釣りの最大の醍醐味の一つ。
ただ、毎回同じような魚料理だと飽きが来てしまうのもまた事実。
釣り当日は疲れてもいるので、魚というより肉系でガッツリいきたいという方もいるのではないだろうか?
…そこで、今回ご紹介するのは魚なのに肉料理の美味しさを味わえるカツオのレバニラだ!
予想以上に上質なレバニラでもう本当に美味しいよ!
新鮮なカツオのワタはすごく美味しい!!
ここだけの話、カツオの内臓は万能選手だ。
腸と胃袋を甘辛く煮付けたものはイカの煮付けと間違えるような味わいがあるし、カツオの酒盗という腸などを使った有名な発酵食品まである。
心臓や肝も血の香りはあるものの、血生臭さは全くない。(鮮度良すぎるからかもしれないけど)
湯がいてポン酢をかけても十分美味しいので、カツオのワタをうまく使えるイメージが湧かなければ、とりあえずしっかり洗って湯がいてポン酢にしてみるのもおすすめ!
ということで今回の記事はこんな方におすすめ!
- 釣ったカツオを最大限味わうためのレシピを知りたい!
- 魚以外の料理もたまには食べたいと思いつつまた魚を釣ってきてしまった!
- カツオの内臓系でおすすめのレシピを知りたい!
材料(1~2人前)
具材
- カツオのハツとレバーをカツオ2本分(130~150g)
- 血抜きと下味用に日本酒100ml、醤油大さじ1
- もやし 100g
- ニラ 1把(もやしとおなじくらいの嵩)
- 白ネギみじん切り 大さじ1
調味料
- 醤油 小さじ2
- オイスターソース 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ニンニク1欠片すりおろし
- ショウガ1欠片すりおろし
作り方
下処理と下味をつける
ハツ&レバーを血抜きして下味をつける
まずは血抜きから。
ハツとレバーを一口サイズに切り、ひたひたになるくらいの日本酒につけて30分ほどつける。
酒に血が抜けてきたら日本酒をざっと捨て、醤油大さじ1を加えて軽く混ぜて10分おく。
血抜きしている間に野菜と調味料を合わせておく
今回のもやしはひげ根を切ってあるタイプ。この長さに合わせてニラも切っておく。
調味料も先にすべて混ぜ合わせておいてOK。炒め始めたら後が早く、調味料は全部同じタイミングで一気に入れるので先に準備しておくこと。
ハツ&レバーをこんがり焼く
フライパンに油をひいて温めたら ハツとレバーをペーパータオルで軽くふき、水気を取る。
そして両面が軽く色づくまで中火で片面ずつ順番に焼き目を入れていく。
少なくとも8割がた中まで火が通るまで焼いておこう。
焼く直前にも血抜きポイント
炒める直前に流水でさっと洗い、片手で強めにレバーを握るとさらに血を抜くことが出来る。レバーの血の匂いが心配な場合はぜひ試してみてほしい。
鮮度が非常に良いため、強めにギュッと握っても全くレバーの形は崩れないのでしっかり血を抜くことが出来る。
順番に炒め合わせていく
ハツとレバーがこんがりしてきたら野菜類と調味料を入れて炒め合わせていく。
ここからは先は強めの中火~強火で手早く炒める。時間をかけているともやしから水分がでて味が薄くなってしまう。
まずは白ネギを投入。馴染むのが非常に早いので、軽くひとまぜしたらもやしも投入しよう。
もやしがすこししんなりして火が通ってきたら、ニラと調味料を一緒に加えてさらに炒める。
1分もしないうちにレバニラの香りが一気に立ってくる。そしてニラに火が通ればお皿に移して完成だ!
オプションでごま油も
最後にごま油を小さじ1ほどまわしかけるとさらに香りが良くなる。好みに応じてごま油を使ってみても良いと思う。
まとめ
鮮度の良いカツオのレバーは鶏よりも歯ごたえがあり、レバー特有の血の臭いが非常に少ない。だけどあっさりしすぎているということは無く、しっかりとレバーとしての存在感も持っているのが魅力。
レバニラ自体、血抜きだけしっかりやれば後は短時間でさっと炒め合わせて作れる料理なので、釣りで疲れた体に活を入れるためにも、うちではカツオ釣りのあとの定番おかずになりそうな予感だ。
ということで、カツオを釣りあげた後はカツオのレバニラでしっかり疲れを回復させよう!!
そしてレバーが苦手な人もぜひトライして欲しい!!
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