イサキが釣れる海の状況を知りたい
今年の初島イサキはまさかのナギで船酔いという失敗で数を延ばせず。それでも2桁は釣ることが出来た。
数年前からなんとなく感じていたことだけど、どうも初島イサキは釣るためのテクニック以上に「イサキが釣れるための海の条件が整っているか」ということが重要な気がしてきている。
具体的に何かと言うと、↓この3つ。
- 海水温
- 潮の濁り具合
- 潮の速さ
来年に向けて何かを変えるってことではないんだけど、釣れる時に行かないとどんなに頑張っても全く釣れないのが初島イサキだと思うので今の整理をまとめておきたい。
毎年の超過を見てると海水温20℃付近になってからイサキの季節かも
ここ数年の初島沖イサキ釣果を見てると、海水温の上昇に伴って釣果が上がっている。
大体16℃あたりの頃からイサキのシーズンが始まるが、この頃は釣れても一桁。外道のメジナが釣れたりもするけどイサキは少ない。
そしてこの傾向は18℃まで上がってもほぼ変わらず。
19℃~20℃で安定し始めた頃が目安?
19℃を超えるようになると少しずつ釣れる数が増えて安定してくる。
そして20℃付近を維持するようになると、ここでようやくイサキが最高30超え、日によっては40超えとか50超えとかで釣れるようになって数釣りが狙えるようになるように見える。(多分)
ただし2~36といったように人によって釣果の振れ幅が大きい。
21℃まで上がった後はやや低下するも全く釣れないことはなくなる
で、このまま暖かくなればなるほど良いかと言うとそういう訳でもなさそう。
海水温は夏に向かって日毎に上昇していくが、21℃を超えると飛びぬけた釣果はあまり見られない。
とはいえシーズン初期と比べればしっかり釣れている。
20度付近で安定し始めた時のように最高50超えとかのとんでもない釣果は珍しくなるが、代わりに一桁~15、10~25といったように平均的に釣れてる日は多くなるような感じ。
上がりすぎると餌取りが活発になるので注意
22℃くらいを頻繁に超えてくると釣果のコメントに「餌取り」のワードが目立つようになる。
つまり、イサキの活性は問題ないものの外道も多くなってくるということ。エサ取り対策も考えたほうが良くなってくるかも。
潮は濁っていると吉
澄潮はできるだけ避ける
澄潮になりすぎるとイサキの食いが悪くなる傾向がある。
僕自身過去素晴らしい澄潮で超苦戦した記憶がある通り、澄潮がイサキの食いを低下させることは間違いなさそうな感触。
で、どうなると良いのかというとほぼ間違いなく「濁ってるほうが良い」
澄潮すぎると多分針を見切られる・・・のでイサキが違和感を持ち食いつかないってことなのかな、と今は推測。
今回澄潮対策としてオキアミカラーの針も用意してみたけど船酔い&薄濁りだったので効果があったのかどうかは全く分からず…。
ということで今のところそもそも澄潮をどうにかして避ける方法で釣行日を検討したほうがよさそう。
潮が止まる時間帯はある意味チャンス
今回は10:00付近で潮止まりの時間帯があった。
潮の流れがあったときは船の片側だけ当たるとか、右前から左後ろにかけて当たるとか、イサキの群れの流れに沿って当たっていったが潮が止まると船全体で当たりが発生する確率が同じになるみたい。
そういう理由で潮が止まる一瞬の時間帯はどの席でもイサキを狙える時間帯なんかなと解釈してる。
まあ、潮が止まったからと言ってすることは変わらないんだけども。
来年の工夫ポイントは仕掛けのハリス2号以下かも
太すぎるハリスがNGなのはわかった
ところで今年のイサキでは船長が「太いラインだと難易度跳ね上がる」とアナウンスしていてた。
ということはイサキは細ハリスが多少なりとも有効なので、標準3号なところをもうちょい細くすると食い渋りの対策にもなりそう。
剣先沖は1.5号~2号が標準だし大丈夫だよね~、多分。
初島沖は中型~大型が多いので仕掛けが撚れやすくなるのがちょっとリスキーだけど、仕掛けのチェックはこまめに必要にしましょうってことで。それで釣れやすくなるなら全然OK。
次回は2号か、、1.5号か、、間を取って1.75号のハリスも候補にいれてみよう。
コメント