良型メバル×4匹!!慣れてたら6匹くらいまで伸ばせたかも。
初めてのイワシメバルだったけど楽しめた!どれも27cm超えの良型メバルだし海は凪だったしで久しぶりに穏やかな海づりを満喫してきました。
超久しぶりの釣りはメバルで!五エム丸で!!
3月に入ってそろそろ釣りに行ってみるか・・・ということで数か月ぶりに釣りに行くことに。昨年は3月ヤリイカに行っていたけど結構時化やすい外海での釣りは体力的に(船酔いリスク的に)避けたい気持ちだったので、相模湾東エリアの春の風物詩と言われるイワシメバルにチャレンジしてみることにした。
今年は春の潮が継続していて今後もしばらく釣れなくはないと聞くけど昔と比べると結構難しくなってるみたいで、最近の釣果もしっかり0匹が出てるハードモードっぷり。
それでもメバルって久しぶりに釣り物を食べてなかったので敢えての選択。
AM4:40頃に船宿到着
船宿の前で車を停めるとお店の人が声をかけてくれる。
「おはようございまーす」、からの「じゃあ荷物下ろしちゃいましょう」でとりあえずクーラーを降ろす。
「釣り物は?」と聞かれるので「イワシメバルです」と答えると、「はーい」と言いながらクーラーに氷をどさっと入れてくれて、「あそこの軽トラに積んでくださーい」と案内されるままクーラーボックスと重い荷物は軽トラの荷台へ。
「駐車場はここに停めてね」とホワイトボードの駐車場の案内図も見せてもらった。
なんか分かりやすい。なんか丁寧。なんだか良いぞ。今回の五エム丸、中々良いぞ。
お店の人からの釣り方ガイドを受ける
車を停めて受付に戻ったら手にアルコールスプレーをしてもらってから1人ずつ料金支払い。受付の人もフェイスガードにマスクしてて、このご時世らしく感染対策がしっかりしてる。
座席表も兼ねてる乗船名簿に氏名を書くと「前の方が良いよ。前の方から埋まっていくし、釣れるのも前の方だから」
そすかー。そりゃあもう前にするしかない。ちなみに今日は3人とのこと。大名釣りっすかー!!
今回は受付で仕掛けも購入。仕掛けはハリス1号と0.8号の2種類。「メバルなら細い方が良いですかね?」と聞いてみたら「朝方は1号で良いと思う。仕掛けがだれてきたな、とか日中になってきたら0.8号に変えると良いよ」とのこと。
まじか。そんな使い分けがあるのか。。
0.8号仕掛けは作ってきたけどせっかくなので両方買ってみることにした。
続いて貸竿も受け取ると、さらに女将さん的なお方から細かく釣り方を教えてもらった。ポイントはこんな感じ。
- とにかく棚取りが大事。根がかりしやすいから底に着いたらすぐに仕掛けを1mくらい上げる。
- ロッドキーパーは無くてOK。最初は持ったままでたまにゆっくり誘ってやる。
- 最初にくるアタリはまだイタズラしてる時なのでそのまま待つ。竿を引き込むようなアタリが来たらあわせずに巻き上げる。
- アワセはしない。
- イワシは口を閉じて下顎から上顎に針を掛ける。
- ヒラメが掛かっても切れちゃう。
なんかこんだけ聞いたらもう釣り方で迷うことなんか何も無いって感じでありがたい。(笑)
後は釣りながら船長に聞くかな。
AM6:00あたりに出航
船前方のいけすに大量のイワシたち
港のあたりでのんびりしてたら「もう船に乗れますよー」と声をかけてもらったので乗船。
ロッドキーパーもいらないくらいのライトな貸し竿を立ててまたしばらくのんびり。席にはバケツと金魚すくいにつかうような小さな網が用意してある。
・・・これだけだとイワシどうするのかわからん・・・と思いとなりのお客さんに聞いてみると、小さめのバケツをセットして海水ポンプを入れて、さらに船の真ん中あたりの蓋を開けた。
イワシが!!!!
船の中をイワシが回遊してる・・・
これを中くらいの大きさの網でさっと4,5匹すくってバケツに入れたらOKらしい。あとは使う時に金魚すくいの要領でバケツから取り出し手早く針を掛けて底まで落とす。船長もやってきてささっと手伝ってくれた。
「今じゃヒラメ用のイワシなんかはバケツ一杯分で13000円もするんだよ。昔は4000円くらいの時もあった・・・」と餌代の高騰っぷりを教えてくれたりして中々ゆるっとした時間が流れる。
港から5分~10分ほどのポイントで釣り開始!!
ぼちぼち出航したものの港からすぐ近くで釣り開始!!
こんなにポイントが近いと思ってなくておにぎり食べ始めようとしてたから焦った(笑)
さっそくイワシを針に掛けて底まで落としてアタリを探る。・・・も、反応なし。すぐにポイント変更のアナウンスが入った。
そうこうして何回か流しを変えているうちに海の状態に気づく。
「底が見える!!」
伊東沖でイサキに超苦戦した思い出が蘇る・・・そう、これは澄潮ってやつじゃないのかい!?
メバル相手に澄潮なんて相性最悪なはずなのですぐに仕掛けをハリス0.8号の細い仕掛けに換装!!
自作の仕掛けもすべて細く作ってあるからその点はまだよかったかも、と思いながら底から1mの棚でじーっと竿を持って何かのアタリを待つ。
魚たちの活性が上がってくる
しばらくすると外道も含めて魚が元気になってきたらしく、色んなアタリがやってくるようになった。
「コツ、コツ・・・」→多分ベラ。イワシが少しずつ食われてしまう。
「ブルルッ・・・」→多分フグとか。これもイワシが中途半端に食われる。
これを何回か経験した後に「ググンッ!!」と明確な強いアタリが!!もはやクセですぐに聞き合わせの動作に入ったら逃げられた・・・
この状態はまだイワシを噛んでみたくらいなようで、じーっと耐えるかすこし糸を送り込まないと針先まで食わないらしい。
基本的にアタリがあったらゆっくり聞き合せてみる・・・という動作が身に沁みついちゃってるせいか何度か同じ失敗を繰り返したのち、少しずつ我慢できるようになってきたw
そして何回かの我慢をした後にようやく竿が強く引き込まれる。
「これで来たか・・・?」と思いつつもなんだか引きがカサゴっぽい。あまり期待せずにリールを巻いていると水面に茶色い魚影が!!
「メバルだよ!!」とタモを用意してくれていた船長から嬉しいメバル宣言!
ポツンポツンとメバルを追加!!
その後もポイントを変えながら水深10m~18mくらいを攻めていく。
たまにヒラメのような大きなアタリでハリスが突然ぶちっとやられたり針のチモト付近でハリスを切られていたり、針が根掛かりしてロストしたりで順調に予備の仕掛けが活躍していく。
本当に予備を作っておいてよかった。準備してなかったら余計に仕掛けを購入しちゃうところだったわ。
底から1m~1.5mで棚を切ってあとはじーっと待っていると強いアタリが何回か来た後に本アタリが来ることが多く、あとは慎重に巻いていけばメバルが姿を現すという感じが続く。
途中船長から「メバルが浮いてるみたいだから4回巻いてやってみて(底から約2m)」というアドバイス。確かに朝方は下の針に食ってきていたけど3匹目は上の針に来ていたし、底を完全に切って釣りした方が良さげ。
棚を2mにしてメバルを待つことにした。
後半戦は魚の反応が全く無くなる
AM10:00までにメバルを4匹、アカハタを1匹釣り上げたが、その後はまさかのアタリ0。同船の他のお客さんはポツンと1,2匹釣り上げたけどそれっきりになってしまった。
棚はあってるはずだし、イワシも動きが鈍くなってきてるかこまめに確認して変えてるし、仕掛けはこれ以上変えようが無いしで打つ手なし!!
このころになると海は完全に凪になっていて湖の上にいるような感じ。しかもちょっと暖かいしで眠気がすごい(笑)
おにぎりやパンを食べて睡魔と闘いながらのんびりアタリを待つことにする。
・・・のんびりしすぎたのか魚のアタリすら無いw
底を切って棚を上げ気味にしてるのでカサゴみたいな根魚の反応も無く、メバルも反応が無いまま「じゃああと10分くらいしたら上がりますねー」というアナウンス。
後半戦は厳しかった・・・
PM1:00くらいに沖上がり
午後1時近くになると小雨がぱらついてきた。
さすがにまだ寒さもすこーし残るし全く釣れる気配も無かったところで沖上がりとなったので、タイミング良かったかもしれない。
最後のポイントは港のすぐ近くで10分もしないうちに帰港することができた。
今回の振り返り
イワシの泳がせ釣りの面白さを堪能!
イワシメバル、慣れるまでは結構難しかったけど、食いついてきてからのやり取りや棚の設定とか独特の釣り方が中々面白かった。
それに釣れてくるメバルが大きいのもまた良い。毎回タモ入れして釣り上げるので不思議と大物釣った感も味わえるし、超ライトなタックルで狙うので腕も疲れないからしんどさも無い。
なにより凪で少し暖かい日だったのでのんびり釣り出来たのも良かったかも。
2月3月限定の釣りものだけど、今回で釣り方は大体わかったので次回(来年)はもっと数釣りにトライしてみたいなー。
天候/仕掛け
- 天気:曇り時々雨
- 気温:9℃~17℃
- 風速:北東3m
- 潮:0.7mのうねり、波高0.7m
- 仕掛け:2本針(幹糸1.5号ハリス0.8号60cm、枝間130cm、ヤマメ針10号、ホゴオモリ20号)
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