メダイ・キンメ五目@庄三郎丸 2021/6/16

まさに五目!!船宿
まさに五目!!

メダイもクロムツもシロムツも!そしてまさかのシイラも!!

キンメこそ釣れなかったもののやたら色々なお魚が釣れて7目達成!さらに80cmのシイラまで上がって食糧調達は十分!!

悪天候覚悟で行ったけどたまーに小雨ってぐらいでゆらゆらと楽しめました。

釣れた魚は↓こんなん。

  • メダイ
  • クロムツ
  • シロムツ
  • スミヤキ
  • ユメカサゴ
  • ギンメダイ
  • シイラ
スミヤキおおめ
スミヤキおおめ

今回は予約なしで出撃

6月は船釣り強化月間なので頑張って行っていたけど今回がラスト。おそらく次に釣りに行くのは8月後半か9月頃になっちゃうかなー・・・となると悔いのない釣り物が良いなー・・・

と色々考え、美味しい白身の高級魚が釣れるヒラメ五目とうまくいけばクロムツも釣れるメダイ五目の2つで検討。

最近ヒラメ五目はワカシが入ってきていて活餌の確保に苦戦してるっぽかったのでメダイ五目(本命はクロムツ)で行ってみることにした。

万が一平日でお客さんいっぱいだと困るので、前日だけど念のため電話予約しとこう・・としたらまさかの定休日だったので、当日ふらっと行ってみるプランで。

メダイと根魚五目は同じ釣り物
メダイと根魚五目は同じ釣り物

メダイ・キンメ五目はコマセとホタルイカ購入可能

出船6:30なので5:30までに受付しておけばOK!!

ということで5:00ちょい前に到着していつものように乗船名簿に氏名を書いて車を駐車場に停めて、もろもろ着替えて待つ。

5:00過ぎて受付したら「コマセとホタルイカは(どうしますか)?」と聞かれるので、コマセだけ購入。庄三郎丸のメダイ五目は大粒オキアミのコマセを使うので、1000円で購入する必要がある。付け餌はサバやコノシロの切り身が使い放題なので、ホタルイカを買うかどうかは自由。

最近メダイが沢山釣れてるってわけでもないのでホタルイカは買わなくて良いかな。

出船前に船長に釣り方を聞いてみた

その後はクーラーボックスなどの荷物と貸し竿をトラックに積んで船着き場まで移動。

船に乗り込むと船長から「コマセはバケツに入れてとかしておいてねー」と声を掛けられたので早速バケツにどぼんとしておく。

購入したオキアミはバケツに入れて解かす
購入したオキアミはバケツに入れて解かす

今回はお客さん3人とのことで大名釣り!!オマツリしないように大きく間隔を取った配置になった。

その後は出船までたっぷり時間があるので船長に「釣り方を教えてください」と聞いてみると「釣りはしたことある?」から始まり、朗らかに超詳しく解説してくれた。

  • 最近の棚の指示は底から10m~20mで出している。水面から何メートルという指示だと貸し竿だと分からなくなることもあるので。
  • 良い魚(キンメ、スミヤキなど)は底から10mくらい浮いている。メダイは30m上でも食ってくることがある。
  • ユメカサゴやドンコが釣れる場合は仕掛けが低いので注意。着底したら電動で一気に10m巻き上げよう。
  • 基本的にコマセ釣りの深いバージョンだと思ってOK。
  • コマセはどんなに使っても無くなることはないくらいの量があるので心配無用。
  • コマセをしっかり撒いてる人の方が釣れている傾向がある。ちゃんと撒こう。
  • 数か月前は低層にスミヤキ、中層にキンメと分かれていたが最近はどちらも中層でスミヤキの中にキンメが混じるようになっている。

これだけ聞ければもう怖いものなし!!釣れる気しかしないぜ!!

仕掛けは3本針で狙う!

今回使用した仕掛け
今回使用した仕掛け

今回使用するのは自作で用意した仕掛け。

全長4m、ハリス6号で枝間1.5mのムツ針16号17号混成の3本針を3セット用意した。枝スの結節は回転ビーズを使用して、ラインがボロボロになってきたら都度替え針に交換していく作戦。

お客さんが多いときは針数を少なくすることもできるので回転ビーズ使うと結構便利。

20分ほど走ったポイントで実釣開始!!

そして6:30、出船してから約20分ほど船を走らせて二宮?大磯?あたりの沖合に到着。このあたりで水深230m~250mほどあるらしい。

天気は曇天。自宅付近では大雨になっているようだけどこちらはまったく降っておらず中々良いコンディション。

ここで釣りをスタート!!

スタンバイ完了!
スタンバイ完了!

微かなアタリを感じて巻き上げてみると途中で何かが食いついた!?

最初の水深は約230m。

着底してからすぐに10m巻き上げて大きくしゃくって、1m巻いて棚11mから探り始める。

少し待ちながら15mあたりまで少しずつ探っていると船長から「10mでメダイでましたよ~」とアナウンス。

まじか、10m既に行きすぎちゃった・・・・・・ん?

微かなアタリのような、重みのような・・この感じはなんだかシロムツっぽいな。とりあえず巻き上げてみるか。

電動巻き上げを開始してもどうも引きが無いし、魚が掛かってるのか怪しいぜ・・と思ってると残り30mあたりで突然竿に異変が!!

突然ガクンガクンと揺れだしてる、、もしやサバ!?にしては動きが大きい・・サメ??

やったらデカいシイラ
やったらデカい80cmほどのシイラ

シイラでしたw

根魚五目ではまず釣れることが無いはずのシイラが釣れるとは思わなかった。最近ルアーシイラ船が出てるから相模湾も夏が来たんだなーとか思ってたけどまさかここで食いついてくるとはww

腸炎ビブリオがーとかヒスチジンがーとか言われて関東では敬遠される魚だけど西の日本海側では刺身で売られることも多いと聞くシイラ。

しっかり活締めして血抜きして、ガンガンに冷えてる海水氷にさっさとぶち込んで大量の食料確保に成功!!

予想外だったけど早々に面白い魚と十分な量の食糧を手に入れたので謎の安心感に浸る。

お久しぶりのシロムツ
お久しぶりのシロムツ

そして真ん中の針にシロムツもくっついてた。やっぱりあの微かなアタリはシロムツだったかー。小さくてもクセが無くて煮付けや焼き物が美味しいお魚なので結構嬉しい。

底から10mを意識して誘っているとググンと良い引き

棚で誘いをかけてると水深が230から240mに変わったとのアナウンス。

そのまま10mラインを落せば良いんだけどあまり正確に棚取りしてなかったのでもう一度着底させてから10m巻き上げてしゃくって待ってみる、と、今度はググっとアジに似たような強いアタリが来た。

巻き上げてる途中もずっとググンっと断続的に引きが来る。これはもしかしてメダイかなー?と思って巻き上げると、、

小さめだけどメダイ釣れた
小さめだけどメダイ釣れた

メダイでしたー。ユメカサゴのおまけつき。

「棚を取り直したときに食われちゃったな」と船長。なるほど、あの一瞬で餌がそこに近づいたときにユメカサゴがふわっと食っちゃったのね。

どうも底付近で食われやすい

その後、小さいけどちゃんと引きがある魚信があったので巻き上げてみると今度はギンメダイ。

ギンメダイ
ちっちゃいギンメダイ

「これも棚が低いと釣れちゃうやつ(笑)」そっすかw棚取りは気をつけよう!

ついに久しぶりのクロムツ!!

そして9:30頃、底からの棚13mでついにあの魚信が!!

突然ガクガクっとしたアタリがきて「これはもしや!?」と思い慎重に巻き上げ開始!!

水面についにクロムツがー!!と思ったら水面で痛恨のバラし!!浮袋が膨らんで既に弱ってるのですぐにタモを取ってすくって!!!!

クロムツ!!!!!
念願のクロムツ!!!!!

取り込み成功!!良いサイズのクロムツじゃー!!

後半戦は雨が降る中延々とスミヤキ

その後後半戦になると雨が降ってきたのでレインコートを着用。今回はいつものGORE-TEXではなくマリンメイトの水産用レインウェア上下セット。

ぜんっぜん濡れない仕様でものすごい安心できるウェア。

10m~15mはスミヤキの棚になってきた

午後になるといったん魚の気配が止み、その後に適度な重さと水面までしっかり暴れるスミヤキが上がってきた。

釣れちゃった。スミヤキ。
釣れちゃった。スミヤキ。

うーん、このサイズかぁ・・・。大きいと食べ応えもあって美味しいんだけど、小さいと皮目の骨が気になって食べづらいんだよなー。

味は良いんだけど処理がめんどくさい魚の代表格だな。

とりあえず1匹キープしておいて、と油断してたらそれから怒涛のスミヤキ入れ食い祭り。。棚10m~15mだとコマセを撒かなくても勝手に食いついてくるようになってきた。

すべて可愛らしいサイズなのでそんなに釣れても困るなー、と思い、7匹釣れたところでストップ!!

丁度13:30になったので沖あがり!

今回の振り返り

雨に対して完全防御態勢
雨が全く怖くなくなった

マリンメイトの釣りとの相性が凄まじく良い

今回初めて漁業用のウェアであるマリンメイトを使ってみたけど、これならどれだけ強い雨でもまったく気にせず釣りになる気がする。

さすがに漁業用に作られたものなので登山用のウェアとは少し作りが違うというか、雨の中で仕事することを前提に作られているので釣りには超マッチしているみたい。

2重3重にも濡れないための仕掛けがあるので中の服は一切濡れる心配がなくて超心強い。やっぱり漁業用のガチなウェアは違うんだな・・・!

ホタルイカを使うべきか迷いどころ

船宿の受付ではホタルイカ聞かれたけど、結果から言えばメダイはサバでも2匹釣れた。

なのでそこまで重要なのかまだ実感わかず。船宿の釣果記録で「ホタルイカに食ってきました」という文言が出てきたら使ってみるくらいの気持ちでも良いかもしれない。

乗船人数は少ないほど良いかも

そして今回右舷に2人の体制で釣ったんだけどそれでも1回オマツリした。

最小人数でも発生するくらいなので、土日で混んでるときは周囲とのオマツリは避けられないと思う。さらにサバなんて掛かったらもうやばすぎ。

ということで、この釣り物は平日がオススメだと思う。

3本針、意味ないかも

今回思ったのは、せいぜい2本針で良いんじゃないかってこと。

まず、一番上の針には一回も魚が掛からなかった。

そして、9割がた魚がかかったのは一番下の針だった。なので結果からみれば4mの1本針で十分だったともいえる。

そもそも最初は3本で構えてたんだけど、魚がつくとすぐに絡むし手前マツリしやすいしで取り扱いが若干めんどくさくなるんだよな。あまりに手前マツリしやすかったので途中から2本針に変えたら少し楽になった。

そして2本針ならどちらかの針が切られたときに全部取り換える方式で仕掛け交換がしやすいのが便利そう。

胴突き仕掛けなら親子サルカンで結節するのでまつりにくくできるけど、吹き流しの仕掛けだと親子サルカンで重さが足されたら不自然な感じになりそうなのであまりやりたくない。となると、直結びにするかってなるんだけど、直結びだと今度は枝スが切られたときにスペアとの交換がまた手間がかかる。

こんなことを考えると3本針で悩むよりやっぱり2本針で臨んだ方が実用的な気がしてくる。

天候/仕掛け

  • 天気:曇りのち雨
  • 気温:20℃~24℃
  • 風速:北東1~4m
  • 潮:0.4mのうねり、波高最大0.5m(凪)
  • 仕掛け:ハリス6号、ムツ針16~17号、枝スの長さ50cm、枝間1.5mの全長4m3本針。後半は上針を外して2本針に変更。
天気予報では雨だったけどほとんど降られず
割と雨

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