生でも美味しいニシンを洋風に食べてみたいあなたへ!!
ニシンってどうやって食べても美味しいお魚なんですよ。
骨はあるけど。
刺身でも良いし焼いても煮ても美味しいし、白子や真子(数の子)も茹でたり塩数の子にしたりして美味しく食べられる。なんにでも使える万能魚。
骨はあるけど。
そんなニシン。実は北欧を含む欧州でも食べる文化があって、小ぶりのニシンを軽い塩漬けにしたオランダ名物もあるほど。
そこで、今回はニシンの洋風レシピ、それも生に近い美味しさで食べることのできる酢漬けをご紹介!!
スカンジナビア地方のレシピと言われているニシンの酢漬けです!骨が気にならなくなります!!
そのまま食べても美味しいし、サンドイッチにもできるしビールにも合うし骨は全く気にならないしと良いことづくめのレシピ。ニシンが旬の季節になって、お刺身用が手に入るようになったらぜひ一度挑戦を!!
このレシピの良いところ
改めて、スカンジナビア風ピクルスの良いところを挙げると↓こんなん。
- 骨抜きも骨切りもせずにニシンを美味しく食べられる
- 一度作れば冷蔵保存で2週間~1ヶ月ほどは美味しく食べられた実績あり
- 本格的チックな北欧料理を味わえる
- すんごいうまい
- サンドイッチ、クラッカー、ほかにも色んな野菜との相性抜群。もちろんビールも最高!!
- カルパッチョ、セビチェ以外の生で食べられる海外レシピ!(結構貴重)
要するに食べやすくて旨くて日持ちして酒にも合うニシン料理です。
材料(500ml瓶2つ分)
ピクルス液
A:先に沸騰させる材料
- 白ワインビネガー150ml
- 水 300ml
- 白砂糖80g
- ブラックペッパーホール×大さじ1
- イエローマスタードシード×大さじ1
- ローレル×2枚
- クローブホール×4個
- シナモン×ひとかけ
B:後から加える材料
- レモン果汁1個分(約50ml)
- 玉ねぎ中を1/2 薄切り
- 好みで人参
ニシン
- あら塩 70g
水1000ml - ニシン:3枚おろしにして皮を引いた身を450g(4匹くらい)
作り方
1Lの7%食塩水を作り1Lに一晩ニシンを漬け込む
まずは好きな大きさにカットしたニシンを塩水へどぼん。大体水1000mlに70gで大丈夫。
一晩経つと液の色が変わる。この状態になったらちゃんと塩がまわった証拠。塩水を捨ててザルにあげるなどして水気をしっかり拭き取っておく。
Aを鍋に入れて5分煮沸する
ニシンを塩水に漬け込んでいる間にピクルス液を用意する。酸が強いのでアルミや鉄ではなくステンレスの鍋がオススメ。
材料Aにあるものをすべて鍋に入れてひと煮たち。
煮沸消毒できたら火を止めて、粗熱が取れたらレモン果汁を加えておく。
瓶に水気を拭いたニシン、玉ねぎの順で詰めていき、マリネ液を加えて蓋をする
いよいよ最後の工程。
カットした野菜を用意し、ニシンと野菜を交互にビンに詰めていく。
好きなだけ詰めたら最後にピクルス液を入れて蓋して冷蔵庫へ!!
3日待ったら完成!
冷蔵庫にいれたまま3日ほどするとニシンの小骨が気にならなくなるくらいに馴染んでくるのでこのあたりから食べごろ。
保存状態にもよるけど冷蔵保存で2週間くらいは普通に食べている。(食べられるかどうかの目安は自己責任で見極めましょう。)
まとめ
今回紹介したニシンのピクルス、作り方は結構単純で、塩漬けにしたニシンを野菜と一緒にピクルス液に数日つければ出来上がりというもの。
そのまま食べても美味しいし、パンにトマトや葉野菜と一緒にサンドして食べても美味しい。なんとなく明るい昼間に昼食として食べるのが合いそうな味わいなので、天気の良い日に食べると最高です!
酢漬けなのである程度日持ちするため、もちろんおつまみとしてちろちろ消費するもよし。キレの良い爽やかなビールとの相性も抜群!
ピクルス液の材料は少しマイナーなものが多いけど、どれもスーパーや輸入食料品店で手に入れられるものなので、鮮度抜群のニシンを手に入れたらぜひ一度作ってみてくださいまし!
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