良型キンメに特大のスミヤキをゲット!!
最近キンメダイが好調と聞いてたけど実際行ってみたらスミヤキがガンガン当たってきて面白い釣りになりました。
36cmほどの内臓脂肪がのってるキンメダイに66cm、1.5kgのでっかいスミヤキをゲット!!
4:10頃港に到着
前回の落とし込み釣りでも若干早く来すぎた感あったけど今回はさらに早く着いてしまった。
待ってる車は2台、その後4:30になるまで釣り客の車は来なかった。平日だから車が少なかったってのもありそうだけど、とりあえず次回からは4:30目掛けて出発すれば十分かも。
そして5:00くらいにゲートオープン。
クーラーボックスだけ船に置いて車に戻り釣り用の服装に着替える。これから日が昇ってきて一番冷え込む時間帯になるからできるだけ車でぬくぬくしておきたいところ。
今回はハリスの太さが特徴的な船宿仕掛けの5本針
着替えて一息したら続いて受付へ。
愛正丸の根魚五目は推奨仕掛けの幹糸が16号と結構太く、初島キンメで使う幹糸12号の仕掛けでは心もとないので船宿の仕掛けを購入。5本針の胴突き仕掛けだ。
おもりも300号とかなりの重さ。投入から巻き上げまで相当神経を使わないとおまつりしたらすげー怪我しそう・・・
氷も買って船に乗るとどうやら今回は5、6人の釣り客らしい。全員右舷に座るように案内があった。
が、その後船長に左舷を案内され今回は左舷で釣ることに。お祭りを防ぐリスクを減らせるらしく、さらに船長?中乗りさん?のような方が見てくれるとのことで相当に心強い。
左舷が実質僕一人になりちょっと心細さもあるけどね・・・w
船がやたらキレイ
今回根魚五目で乗った船は今まで乗ったどの船よりも中がキレイ。キャビンの中が色々な道具類で荒れているなんてことも無く、電子レンジとポットが設置されていていつでも使って良いそうだ。
これだけ中がキレイなら海が穏やかな時はかなりリラックスして釣り時間を楽しむことが出来そうな気がする。
1時間ほど走って沖の瀬へ!!
結構風波は立っているもののうねりは小さく船酔いリスク小
愛正丸の根魚五目でポイントとなるのは「沖の瀬」という、ちょうど三浦半島の先端と大島を結んだラインの中央付近。
ここまで行くのには結構時間もかかるし、さすがにあと一歩で湾外の太平洋に出るエリアなのでそれなりに時化やすく、今回釣行を決めるまでには細心の注意を払った。事前に調べたうねりは0.6m、それに風による波の高さが合わさって0.9mということなのでこの日はおそらく船酔いはしにくいコンディションのはず。
とはいえ、初島沖ではこのうねりでも長い周期だったためか、見事に船酔いしたことがある。
1週間前から胃腸薬飲んでお腹は良い状態にしてきたし、酔い止めもちゃんと飲んできた。ということでしっかり気張っていきたい。(あとは気合いで乗り切るしかないし)
独特の投入&巻き上げ方法
今回の根魚五目では初島キンメやもうすこし相模湾奥の根魚五目の釣り方とは少しルールが違ったのでざっとメモしておく。手取り足取り船長たちが見てくれたからほかのお客さんとオマツリは一回もしなかったけど、サポート無しで根魚五目初めての方はかなり難しいかも。
まず投入は毎回の流しごとに、船長の合図がある。今回でいえば「一番前の人どうぞー」「はい次どうぞー」「3番目どうぞー」と言った感じ。
この合図でおもりを前方に投げて、仕掛けを底まで落としていく。
最後の人がオモリを投入したら「深さは350m、底に着いたら3m上げてください」と深さがアナウンスされる。電動リールの数字が320mくらいで着底したりするので、電動リールはあまり信用しないこと。前方の人が着底したら20秒後くらいにこちらも着底するので注意深く見ておく。
着底したのかわかりにくいことがあるけど、オモリが底に着いたまま放置するとオマツリするので要注意。手巻きで巻き上げてみるとオモリの重さがのって思いっきり竿が曲がるので、そこから3m上げて、待つ。
結構頻繁に深さが変わるので、30秒~50秒くらいで棚を取り直す。取り直しがたぶんそのまま誘いになってるはず。ちなみに魚がかかってアタリがあっても巻き上げはNG。船長の合図を待つ。
で、巻き上げは片舷ずつ。今回はおそらく潮下だった右舷から。右舷が巻き上げ開始したら左舷OKのアナウンスが出るので、アナウンスが出たら低速で巻き上げる。
低速か、低速~中速の間の速度で巻き上げ。高速巻き上げすると右舷とすぐにオマツリするので巻き上げ速度は右舷と同じかそれより遅くする。
最後の取り込みは、親子サルカンの少し上を片手で持って、もう片方の手で針を直接取ってヨリをもどしておくのが手前マツリを避けるコツ。
ポイントごとにキンメ&スミヤキをちょこちょこゲットしていく
朝のポイントでは小型キンメから大型キンメまで
朝一のポイントで投入してみるとぱっと見反応は無く・・・これはもしかしてノーヒットで上げることになるのかなー?
と思って上がってきた仕掛けを見てみると、小型の初島キンメみたいな鮮やかなキンメダイが2枚付いてきた!
幸先良いね~!と期待しながら第2投目、今度は右舷のみ魚が掛かったみたいで左舷は何も反応なし。
おや、これは微妙な流れか・・?と思ってたら竿先にググっと魚がかかった反応が来る。
これは良いのが来たんじゃないの!?と気持ちがはやるものの、順番に仕掛けを上げなきゃいけないので我慢強く待つのみ。
待ってる間に魚が針から外れたりしないか怖いな~と思いながら低速で身長に巻き上げてみると結構良いサイズのキンメダイ!!
中盤でポイントを千葉寄りにしてからは仕掛け切られたりスミヤキが元気
前半戦で4枚のキンメダイを釣り上げてしかも2枚は結構な大きさだったのでと満足してしまったらそこから全く釣れなくなった。
3回ほどの流しでアタリがゼロ・・・潮が止まったかな?
と思ってたらそのタイミングで場所を大きく変えるとのアナウンス。ここらでお腹もすいてきてたのでおにぎりやパンを食べて小休憩。
ポイントを大きく千葉寄りに変更し、萬栄丸の半夜クロムツで狙うポイントからやや南に付けた。そこも深度は300m後半。
ここで仕掛けを入れてみると、最初は何もアタリがないものの棚を取り直してから少し待ってると何やらアタリが。結構元気に暴れるのでもしかしてこれはクロムツ!?
と思ってると、半分くらいで反応が弱くなってきた。
あ、これはもしかするとクロムツじゃなくてスミヤキかも・・・
伊東沖の夜クロムツで釣ったスミヤキよりも大きいナイスなサイズ!!この大きさだとしっかり脂がのってきてて美味しいらしい。
ぬめりがあるので袋に入れてキンメダイとは分けてクーラーボックスに入れてみる。
特大スミヤキゲット!!
どのポイントに行ってもスミヤキのアタリで枝針が切られたりで今回は本当にスミヤキが超元気。サイズも良いので結構美味しそうだから良いけどこれで小さいスミヤキが多かったら中々厳しいなw
と、なにやら大きなアタリが!!
半分ほど巻き上げてきても引きが全く弱くならない!!!!
これはもしかしてでっかいクロムツなんじゃないの!?ついに来たんじゃないの!?
サワラみたいな大きさのスミヤキ!!
「こーれは美味いよ!!」「でかくなるほど脂がのって美味いからね!!」と船長たちが大興奮(笑)
あまり見ないサイズのようで外道と言われるスミヤキといえども確かにこの大きさなら文句は言えないwこれだけ大きければ皮目の骨も大きいから逆に邪魔にならないかも。
改めていろんな食べ方試してみよ!
今回の振り返り
全体的に魚が大きくて満足しました!!
前半戦は金目鯛、後半戦はスミヤキと明確に釣れる魚が変わったけどどちらでも結構な大きさを釣ることができて満足非常に高し!
船長たちのサポートがが手厚かったおかげでオマツリもなく無事に釣りを終えることができた。ただ、仕掛けを投げ込むところから巻き上げるところまでの時間がとにかく長い。
一回の流しに失敗すると下手すると30分ほど無駄にするのでスーパー慎重なやりとりが要求される。
他の釣り物とはかなり毛色の違う釣りになるのでできるだけ人が少ない日を狙った方が良さそうだなーと感じた釣りだった。
ちなみにサバ短は腹側から刺すのが良いらしい。船長から「背側は刺しにくかったでしょw」と笑われたw
うねりは小さく風波がちょっとあったものの船酔いなし!
これだけ沖合だとちょっとした風や太平洋側の海の状況ですぐに時化るみたいだ。今回も風が強くなりやや波があれそうになる時間帯があり、すぐ海のコンディションが変わる不安定さを感じた。
最近、どうも僕は胃腸が弱めらしく、できるだけ整えた状態であれば逆に船酔いになりにくいということが何となく経験則的に分かってきた。
今回は数日前から胃腸薬などで体調を整えてきた&できるだけ波が穏やかな日を狙って釣りに行っただけあって、船酔いは全くなし!!一日通して釣りを楽しめたすごく良い日になった。
そして根魚五目のポイントは、うねりが入りやすいエリアなので船酔いに弱い僕は次回の釣りもかなり慎重に日取りを決めた方が良さそうだ。
天候/仕掛け
- 天気:晴れ
- 気温:6℃~14℃(おおよそ14℃)
- 風速:北4~7m
- 潮:0.6mのうねり、間隔約10.6秒、波高0.9m
- 仕掛け:胴突き5本針(ハリス16号、オモリ300号)(船宿で購入)
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